やり方が漏れたら悪用されたり対策されたりするから極秘でやらないといけない。
そのためには仕様を知る関係者は最小にしないといけない(数人くらいか?)けど、仕様を決めるだけでもFBI関係者とAppleの技術者と経営者とで協議して、実装は数人でやってバイナリのブラックボックス化して、評価も数人でやるとして、仕様書は別管理にして、評価も通常の評価と別工程でやって…
ソフトだけでやるのは心配だからハードで基板上の検査用のPADから暗号キーをやり取りするようにするかな…でも、その先のASICの仕様にも盛り込まないといけないし、テストパターンに盛り込まないといけないし、そうすると秘密を知る人間の数が増える…
できる気がしない… エンジニアが個人的にイースターエッグを仕込むのは比較的簡単だけど(私もLEDをナイトライダー風に点滅させるとか自分の名前を文字列としてROMにしのばせるとかはやったことあるけど)こういう極秘のバックドアを公式に実装するのはかなり難しそう。
原価(開発費)も上がるし、メーカー側としてはメリットはなにもないので国から補助金でも出ないかぎり絶対やりたくないでしょう。
ということで、軍事用なら入札でその分の費用も盛り込んで価格を提示するだろうけど、コンシューマー向けでは強固なセキュリティのバックドアの実装はかなり難しいでしょう。
簡易的なセキュリティ弱弱のバックドアなら簡単に仕込めるだろうけど、そんなのセキュリティリスクが大きすぎてやりたくないだろうし。
ラベル:IT