2016年03月08日

Apple vs FBI

iPhoneにバックドアを用意しておけという件、是非は別としてやるとしたらどうやってやるんだろうと考えてみた…

やり方が漏れたら悪用されたり対策されたりするから極秘でやらないといけない。
そのためには仕様を知る関係者は最小にしないといけない(数人くらいか?)けど、仕様を決めるだけでもFBI関係者とAppleの技術者と経営者とで協議して、実装は数人でやってバイナリのブラックボックス化して、評価も数人でやるとして、仕様書は別管理にして、評価も通常の評価と別工程でやって…
ソフトだけでやるのは心配だからハードで基板上の検査用のPADから暗号キーをやり取りするようにするかな…でも、その先のASICの仕様にも盛り込まないといけないし、テストパターンに盛り込まないといけないし、そうすると秘密を知る人間の数が増える…
できる気がしない… エンジニアが個人的にイースターエッグを仕込むのは比較的簡単だけど(私もLEDをナイトライダー風に点滅させるとか自分の名前を文字列としてROMにしのばせるとかはやったことあるけど)こういう極秘のバックドアを公式に実装するのはかなり難しそう。
原価(開発費)も上がるし、メーカー側としてはメリットはなにもないので国から補助金でも出ないかぎり絶対やりたくないでしょう。
ということで、軍事用なら入札でその分の費用も盛り込んで価格を提示するだろうけど、コンシューマー向けでは強固なセキュリティのバックドアの実装はかなり難しいでしょう。
簡易的なセキュリティ弱弱のバックドアなら簡単に仕込めるだろうけど、そんなのセキュリティリスクが大きすぎてやりたくないだろうし。
ラベル:IT
posted by one-hand-engineer at 09:23| Comment(9) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月07日

働く障害者

世の中には立派な人も多くて…
私が知ってる例では

オリィ研究所
http://orylab.com/
オリヒメっていうリモートから画像を見たり操作したりできるロボットを使って、障害を持った人でも「会いたい人に会えて、行きたい所へいき、社会に参加できる」サービスの提供を実現しようとしてる会社。
寝たきりの人がモニタとして雇われて働いてたりしてます。
最近よくTVとかで紹介されてますね。
ロボット自体は技術的に特にすごいというものはないけど、まぁ、物理的なものがあった方がいいのでしょう… 
ロボットだからといってBoston Dynamicsとかと比べたらダメ。Pepperとならいいかな。
河森正治とか士郎正宗とか有名な人にデザインしてもらったらちょっと面白いのに。

株式会社仙拓
http://sen-taku.co.jp/message/
前にも紹介した重度の障害をもった寝たきりの人が立ち上げたWeb製作や名刺印刷を請け負う会社。

アビリティーズ・ケアネット株式会社
https://www.abilities.jp/
障害を持つ社長さんが大学卒業時に身体障害を理由に100社以上の企業から就職試験を断られたことから、心身に障がいのある人たちの自立生活と社会参加を実現する「アビリティーズ運動」に取り組んで創立された会社。この人は本当にすごい。本格派。
ラベル:障がい者
posted by one-hand-engineer at 18:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月05日

若い脳卒中患者の居場所がない

リハビリ特化型のデイケアに通ってるのですけど、お年寄りや車いすの人と半日一緒に過ごして病気の話とか聞いてると、自分もこういう分類なんだなぁ、とちょっと悲しくなります…
利用者より職員の人の方が年齢も近いし話も合うのですけど、忙しく働いてる人と話してる時間もあまりないし。

身体がちょっと動かないだけで、まだまだ海外と交渉もできるし新規ビジネスのアイデアも次々思いつくし、働く場所がなくて遊ばせておくというのはちょっともったいない気もするのですけどね。 
ま、会社には活用する気もなかったようだからお年寄りと一緒にのんびりさせてもらいますけど。 

脳卒中だと40才から介護保険が使えるのですけど、デイケアとか介護施設の多くは70代、80代の高齢者向けで40代、50代の居場所はなかなかないです… 
後遺症が軽ければ障害者スポーツセンターみたいなところもあるのですけど、スポーツどころじゃない障害があったり、介護が必要だったりすると高齢者向けのデイケアセンターとか介護施設しか選択肢がありません…
40代で発症する人の数が少ないから仕方ないけど、全国には結構個人でいろいろやってる人もいると思うので何かできないものかなと思います。
ラベル:脳梗塞
posted by one-hand-engineer at 11:49| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月03日

病気後のTV番組の好み

グルメ番組や旅番組はちっとも面白くなくなりました。
どうせ行けないし、と。
グルメ番組でもお取り寄せができるものならまだいいんですけどね。

同じできなくなったものでもバイクとかパラグライダーとかクライミングとかは見てても結構面白い。
元々できる次元が違うから病気じゃなくてもできないから単純に「すごいな」と楽しめる。

クイズ番組も年のせいか記憶障害か「知ってるけど思い出せない…」ってのがたくさんでてきてもどかしいけど脳のトレーニングに少しは有効なのかなと、よく見てます。

連続ドラマは会社行ってた頃は見る時間がなくて見られなかったものが、今は見る時間がたっぷりあって楽しめます。
昔は録画しても見る時間がなくて溜まっていく一方だったのが、今はHuluの配信まだかと待つぐらい消化の方が早い。
TVだと「あさがきた」とか「ヒガンバナ」とか「フラジャイル」とか見てます。
ドラマじゃないけど、「ぶらタモリ」に続けて「スゴワザ」も定番。
Huluだと「ビッグバンセオリー」「メンタリスト」「SUITS」の新シーズン早く配信されないかな、とか。
ラベル:TV/映画
posted by one-hand-engineer at 12:46| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月02日

認知症患者のJR事故の判決の件

”賠償責任なし”というのはいいと思ったけど、なんで1審でこの判決が出せないかな、というのと、”家族は監督義務者じゃないから賠償責任はない”という理由にちょっと疑問。
じゃ監督義務者は誰なの? 今回はJRという大企業が相手だからいいけど、もし認知症の人が個人の家の敷地に入ってきて何かを破壊されたとか子供に怪我させられた、という時に誰に賠償請求をすればいいの? 認知症患者には”監督義務者”をつけるのが必須というのならわかるのだけど…
今回の判決は”家族には監督義務はあるけど義務は十分に果たしていたので賠償責任はない、という理由の方がいいと思うけど…
ラベル:時事ネタ
posted by one-hand-engineer at 09:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月01日

e-Taxで確定申告完

個人番号カードをもらってきたのでさっそくe-Taxで確定申告。
今年からクラウド会計ソフトのfreeeが決算書の出力が有料化というので確定申告のためだけに1ヶ月だけ払うかと思ってたのだけど、国税庁のwebの「確定申告書作成コーナー」で全部できちゃうのね。
無駄なお金を払わないで済んだ。
白色申告なのだけど、確定申告書作成コーナーで収支内訳書というのが作れるので、それを作ってから所得税の申告書を作成して一緒に送れば完了。
なんだ。去年freeeで作ったデータが(形式が違うとか言われて)添付できなくて、あとから紙に印刷して郵送したり面倒だったのだけど、確定申告するだけなら別にfreeeとかMFとか使わないでもできるんじゃん。知らなかった。
青色申告書類も作れるらしいけどどうなんだろう…さすがに青色申告だと普段から会計ソフトを使ってないとたいへんかな。

というわけで、半日かけて確定申告完。
おnewのカードリーダーも個人番号カードも問題なく使えました。
納税どころかトータルで微妙に黒字ぐらいのものなので1万円近く還付されてきちゃうんだけどね。(所得を時給に換算したら数十円から数百円ぐらいのもの… 妥当といえば妥当だけど、せめて最低時給ぐらいのとこまでは持って行かないとなぁ)
早くたくさん税金払えるようになりたいものですな。
ラベル:起業
posted by one-hand-engineer at 08:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする