「脳梗塞は早期治療が命だが、金はどうする?」
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/16/051000048/072000004/?P=1という記事を読んで、いろいろ思い出しました。
脳卒中で倒れるまで知らなかったのですが(知ってる人のほうが少ないと思いますけど)脳卒中で倒れると、まずは”急性期病院”に運び込まれるのですけど、1ヶ月ぐらいで”回復期病院”に転院しないといけない仕組みになってるみたいです。(診療報酬の関係か、ベッド数や人的リソースの関係か、ま、両方でしょうね)
回復期病院に入院しても、ここも半年を過ぎると退院して自宅に帰るか維持期リハビリ病院や特別養護老人ホームなどの施設に移るようにせまられます。
私もまずは急性期病院のICUに入院して、生きるか死ぬかの状態を脱して安定してきたので1ヶ月後には転院の話がでてきて回復期病院を探したそうですけど、”初台リハビリテーション病院”も候補に入ってたそうです。
長島監督が入院してた病院ということで有名で評判もいいみたいですからねぇ。
でも、個室しか空きはなく、個室に入院したら月最低でも100万円はかかって(半年入院してたら5百万から1千万円コース)庶民にはちょっと厳しい価格でした。
PT,OT,ST3職合わせて135人のスタッフかかえてて診療報酬の点数上限までリハビリ受けられるだろうし、環境がいいのは間違いないとは思うので人気があって空き待ちというのもわかるのですけど。
結局、私は家から近い急性期病院と提携してる回復期リハビリ病院の6人部屋に転院しました。
差額ベッド代はなしだったのですけど、高額療養費制度を使っても入院代と食事代とリネン代と合わせて月十数万円はかかったみたいですけど。
まぁ、「リハビリは頑張れば頑張っただけの効果がある」と言う人もいますけど、私は「ある程度のことをやっていればあとは脳の障害状況とそこからの回復状況次第と思ってて、一人しか居ないので対照実験はできませんけど長嶋監督は初台リハビリ病院以外の病院でも今程度の回復はしてると思いますし、私が初台に入院してたとしても今以上の回復はしてないと思うので、もし誰かに相談されたら、回復期の病院選びは通いやすいとこで経済的に無理がないところを勧めると思います。
(病院によってはリハビリは適当で、ベッドで寝かせておくだけのところもあるだろうから、ちゃんとPT,OT,STがいてリハビリを短い時間でもきちんと受けられることが前提ですけど)
posted by one-hand-engineer at 10:29|
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