2018年06月29日

漢字を読めないのは恥ずかしいことか?

ちょっと前に菅官房長官が「枚方市」を「まいかたし」と読んで叩かれてましたけど、私が「ひらかたし」と読めるのは、岡田准一が「枚方パーク」という遊園地のCMをやってて「ひらパー兄さん」と呼ばれてる、ということから印象に残ってたので(前から一応読めたとは思うけど)学力とか高尚さとは全く無関係なんですよね…
「放出」を「はなてん」と読むのもつい最近知ったし。

最近だと「羊と鋼の森」を読んでて「蟠る」という漢字が読めなくて近くにいた子供に聞いたりしたのですけど(物忘れのはげしい年寄りより現役の学生の方がマシかと思ってググるより早いので子供に聞くことに何の躊躇もない)別に誰にだって読めない漢字とか間違って読み方を覚えてしまった漢字ってあると思うので、全然恥ずかしいとも思わないです。(ちなみに「蟠る」は「虫 番 読み方」でググると一発でした。 ググってみると漢検1級レベルらしいので読めない人も多いのでは?)
義務教育で習う漢字を読めないのはちょっと恥ずかしいと思いますけど。
posted by one-hand-engineer at 15:38| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月26日

t-PAは脳梗塞患者のバラ色の薬なのか?

ゼンデラさんとこの
https://www.xendela.info/2018/06/alteplase.html
を読むと、
あきらかな血管閉塞が見られない患者へのアルテプラーゼ(t-PA)の投与は効果はなく(当たり前)かえって予後が悪くなるという調査結果があり、さらなる調査研究が必要。とのこと。

一過性脳虚血発作(TIA)の場合、何もしなくても血管が再開通して治ってしまうケースもあるので今まで言われてきたt-PAの効果が実際より多く出てるというのはありそう。

薬って製薬会社が開発に莫大なお金を投入してて、売上も莫大だから、製薬会社の意向も強くいまいち本当のとこが見えないことも多くて難しい。

その後の調査でひっくり返ることもよくあるし。
最近だと、HPVのワクチン接種の副作用が問題になったけど、その後問題ないと言う学者がいたり、認知症の治療薬として一時脚光を浴びたアリセプトが効果より副作用が強いとかでフランスでは保険適用外になったというニュースがあったり。

t-PAは脳梗塞の急性期の特効薬として希望の星でしたけど、はたして今後の調査でどんな結果が出るのでしょうか。
ラベル:脳梗塞
posted by one-hand-engineer at 10:04| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月25日

「羊と鋼の森」

本屋にも図書館にも行けないし目がよく見えなくて疲れるので最近読む本はどうしてもハズレの少ない賞をとった本とかベストセラーばかりになってしまう…



「蜜蜂と遠雷」に続いて、また音楽を文章で表した本。
好きなことを職業にして、それを追求できる環境で、職場の人たちにも恵まれて、うらやましいばかり。
特別な才能がなくても、好きなことをひたすら努力して続けるのも才能だよねぇ…

調律師が主人公で面白い話が作れるのか?と思ったら、双子の姉妹ピアニストとか、一癖ある先輩たちとか面白い。 悪い人はでてこないし、事件はほとんど起きなくて盛り上がりには欠けるけど…
「森の中にいるような音」とか書かれても正直わからないのだけどね。

昔、音響関係の装置を作る仕事を担当したことがあって、お客さんから「どういう音作りを目指しているかプレゼンして」だの「うちは”派手な音作り”と言われてるのでそういう方向で」とか言われて困って浜松の某社とか社内ベンチャーのオーディオ関係の某社とかに相談に行って苦労したのを思い出します。(結局失注してほんと助かった というか、技術もノウハウもないのに提案しちゃダメだよなぁ…)
音質とか画質とかって”官能評価”と呼ばれてて定量的に評価するのがすごく難しいんですよね。
自分は音質とか画質にそんなにこだわりがないので違いもよくわからないし。
ラベル:本/マンガ
posted by one-hand-engineer at 15:05| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月21日

老後貧乏を避けるには

http://news.livedoor.com/article/detail/14888573/
によると

その1 借金は定年退職までの完済を目標に!
その2 保険料の支払いは65歳までに終えておく
その3 健康は最大の老後貧乏防止策

だって

最大の老後貧乏防止策の健康がすでにダメじゃん…
posted by one-hand-engineer at 19:50| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月18日

父の日

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父の日のプレゼント。
しかも一箱じゃなくて、この中の一袋。

FaceBookを見ると、FB友達が「娘と出かけた」だの「素敵なレストランで夕食を食べた」だの投稿してるけど、落差が…
posted by one-hand-engineer at 12:47| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月14日

昭和40年男

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コンビニで見て思わず買ってしまった雑誌。

裏表紙
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M3層を狙い撃ち

中身は「未来少年コナン」だの「小松崎茂のイラスト」だの「シャレード・デトマソ」だの「変身サイボーグ」だの「AKIRA」だの我々の年代にピンポイントで引っかかるもの満載の”おじさんホイホイ”な雑誌。

写真 (2018-06-12 10_38_39).JPG
この表紙を見て「あった、あった」とノスタルジー。
我々の年代なら誰もが一度は目にしたことあるのではないだろうか…



すごい。まだ売ってるのね。

単発ものかとおもったら隔月発売の通巻第43号で驚いた。
posted by one-hand-engineer at 10:26| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月13日

ヤブ医者の語源

NHKでやってる「チコちゃんに叱られる」が好きで第1回からかかさず見ているのですが、その中でなぜ下手な医者を「ヤブ医者」と呼ぶようになったのかという回があって
”徳川5代将軍綱吉のときの兵庫県養父市出身の名医がいて江戸に呼ばれて評判になって、それを悪用して大した腕もないのに「自分は養父医者の弟子だ」と口先だけの医者が続出し、「養父医者」の名声は地に落ち、いつしか「薮」の字があてられ、ヘタな医者を意味するようになった”という説明でした。
なるほど、と思ったのですけど、「日本語どうでしょう」https://japanknowledge.com/articles/blognihongo/entry.html?entryid=399 という国語辞典の編集者さんが書いたのを読むと”「やぶ」は「野巫(やぶ)」のことで、本来は呪術(じゅじゅつ)で治療を行っていた者のことでこれに「藪」「野夫」などの漢字を当てて田舎医者の意味となって、あざけって言うようになった” という説で、裏付けとして、室町時代の公家の日記にも”藪医師”という記述があることが書いてあります。
番組でも”諸説あります”と注意書きは書いてありましたが、「養父医者」説は養父市は強力に押してるようですけど、辞書業界?では主流派ではないようですね。

「養父」説の方が面白くてTV向きだけど、室町時代の文献等のエビデンスがあるなら「野巫」説の方が説得力ありますね。
posted by one-hand-engineer at 09:15| Comment(6) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月12日

"因果"か"運命"か

”因果"というと仏教用語的な意味もあるけど、そうじゃなくて単に”原因(行動)があって結果がある”説。

西城秀樹が早く亡くなってしまったのは厳しすぎるリハビリが原因であるという”因果”説と、いや”運命”だ、という対立?が脳卒中業界(なんだそりゃ)の一部にあるよう。

私はどちらかというと”運命”説に近い”運”説。
”運命”というと神様とか宗教的なものが出てきてしまうけど、人智を超えるものは何も想定していない単なる”確率”的なものと考えています。
ニュートン力学対量子力学ですな。
posted by one-hand-engineer at 14:32| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月08日

9年たっても再発は怖い

最近とみに(とみにではなくますますだな)調子が悪いのですが、朝起きた時に頭が覚醒するにつれ左半身のしびれがひどくなり、起き上がるとふらついたり、夜になって吐き気がしたりすると前回倒れた直後の頃を思い出して、もうあんな思いはしたくない、と非常に不安になります。
前回倒れた当時もそうだったのですけど、死ぬのは別に全然怖くないのですけど、吐き気や、めまいや、痛みや、トイレにいけなくなったり、手が動かなくなったりすることには恐怖を覚えます…
願わくば次に何か起きた時には瞬間的に意識を失くしてあっさりとおさらばしたいものです。
そのためにはどうしたらいいんでしょうね… まぁ、運次第だとは思いますが。
ラベル:脳梗塞
posted by one-hand-engineer at 15:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月03日

病気前、病気後

TVで昔の映像が流れるとAD 3年(After Disease,病気後3年)だな、とか9.11はBD 8年(病気前8年)だなとか、無意識のうちに病気前か後かを基準に考えてしまいます。
特に病気前に好きだった曲が流れると、この頃は病気になってこんなことになるなんて思ってもいなかったなぁ…といろんな感情が溢れてきます。
最後にバイクに乗ったのはいつどこに行った時だったっけかなぁ、とかもう思い出せないぐらい病気前の記憶ってかなり薄くなっているのですけど…
以前は、結婚前か後かとか子供が生まれる前か後かとか就職する前か後かが区切りだったのですけど、病気はそれが吹き飛ぶぐらいの大きな区切りになりました。
posted by one-hand-engineer at 16:20| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする