2021年10月15日

ファイルやディレクトリを知らない子供たち

最近の若い人はファイルやディレクトリの概念を知らない人がいる、という記事を読んで私みたいなおじさんはとてもショックを受けたのだけど、逆に私なんかだとブラウザでダウンロードしたファイルがどこに入ってるかわからなかったり、スマホで撮った写真をカメラロールからスクロールして探すのが面倒で、ファイル名で指定できないないかな、とか思ってしまうので、どっちもどっちですな。単なるジェネレーションギャップ。古くて使いにくいものは廃れるだけ。
昔からの名残で、階層型のディレクトリにファイル名、拡張子でファイルの種類の識別、無意識に8.3のファイル名をつけてしまうのは時代遅れのおじさんなのだろうな…
Gitも(本番の開発には)使ったことなくてRCSやSCCS,Makefileを使ってた世代だし…

WindowsXPを使ってた頃はフェンリルだかいうタグをつけられるファイラーを便利に使ってたのだけど、Win7以降はOS標準のExprolerでタグづけができるようになってるのね(まだ、文書と画像ファイルのみらしいけど
MacのFinderでも標準でできるのね。知らなかった。

タグはeveroteで初めて使って便利だと思ったのだけど、物理的な位置を意識しないでいいのと、複数の属性を1つのファイルにつけられるのが非常に便利 ("重要"な”請求書”の"写真")とか検索しやすいし、一覧にしやすい。
ディレクトリやフォルダだと、どれか1種類の分類だけで複数の属性で横串で検索するのが難しい。

若い子がスマホのフリック入力でフルキーボードより早く文章を入力しているのとか見ると、時代が変わったなぁ…と思うのでした
子供とLINEしてると返事の速さに驚く。あと、長文打って読みにくいと怒られたり、一回の送信で2個質問すると1個しか回答が返ってこない文化とか。

もう、あとは若い人に任せた。好きにして。でも、古いものの中にもいいものはあるので全部捨てちゃうのはもったいないよ。
posted by one-hand-engineer at 15:56| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月13日

病気前、病気後

TVの歌番組とかを見ていると、「あ、この歌は病気前だ」「これは、病気後だったんだ」とか、脳梗塞で倒れた日の前か後かをほとんど無意識に考えています。
病気後10年経つので「これ、病気後だったんだ」ということが増えてきて、時間の経過を実感します。
つんくが声を失ったのは自分が病気になった後だったんだ、とか…

以前は、「入社前」「入社後」で区切りとすることが多かったのですが、病気は「大災害前、大災害後」ぐらい本当に大きな変化でした。
それまでは、定年まで会社と家を往復して、あちこちで板挟みとなりつまらない生活を送るんだろうな…と思って退屈な毎日を漠然と過ごしていたのが嘘のように、”死”が身近なものになり、健康でいることがいかに貴重なものだったのかというのを実感しました。

今、新型コロナの流行で突然、自分や家族が病気になったり亡くなったりしている人もたくさんいるのだろうな、と想像すると「みなさん、お気をつけて」と強く思うのでした。
posted by one-hand-engineer at 09:42| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月11日

故障率(MTBFとか)の説明って難しい

みずほ銀行の障害の件で”システム会社から「故障は4千年に1度」と説明されていた”というのが話題になってたけど、故障率(MTBFとか)の客先説明ってすごく難しいのですよね…
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20211008-OYT1T50232/

二重化していない単純なPCみたいな装置では故障率は使用している全部品の故障率(FITという単位)の積み上げで計算して「MTBF(故障の間隔)は何万時間」とか計算するのだけれど、部品メーカーがデータシートとかに載せている値はすごく大きい(よい)値なので、単純に積み上げて計算すると、装置としてのMTBFはとても大きく(なかなか故障しない)なってしまう。
でも、現実は部品の故障だけでなく、使い方とかソフトウェアの不具合とか環境とかで実際の故障率はもっと大きい(よく壊れる、壊れたように見える)のでそのままの値を見せると「何千時間に1回の故障率と言ったのによく壊れるじゃないか!」とクレームになったりすることはよくあります。

例えばハードディスクなんて単体のデータシートにはMTBF100万時間(100年以上)とか書いてるメーカーもあったりするようだけど、実際は3年もすると故障はどんどん増えていき、5年以上故障しなければけっこう優秀、10年持ったら大当たり、ぐらいの感覚(実際に保守を請け負ってる会社ならもっと実態に近いデータを持ってるだろうけど)

2重化すれば理論的にはそれこそ「4千年に一度」ぐらいの故障率になるかもしれないけど、実際は切り替えのための仕組みは1重でそこが壊れればアウトだし、正常な側のディスクから交換した新品のディスクにデータをコピーして再び二重化するときに正常だった方のハードディスクの普段アクセスしてなかった部分を読みだしたらエラーが発生して両方ダウンしてしまう、なんてこともよくある話。

計算上のMTBFなんて机上の値で(良すぎて)とてもそのまま提示できるようなものじゃないのだけど、かと言って経験上の実態に近い値を言うと「そんなに故障するの?」「じゃ、他のとこから買うわ」となってしまう。
MTBFの客先への見せ方は難しかったですね。営業さんにちよっと見せたらそのままお客さんに言ってしまって後で問題になったり…

あと、開発側のプロの設計者でも「MTBFは寿命とは全く関係ない値」というのを理解してなかったり、MTBFが1万日でも1万台が稼働したら1日に1台は壊れて当たり前とか、通気口が塞がれて周囲温度が高温になったりしてたら数字上の故障率なんて意味をもたないぐらい壊れるとか。

「故障は4千年に1度」なんて二重化したシステムの計算上のMTBFだけを見て営業さんがセールストークでいかにも言いそう。
それを鵜呑みにしない知識が発注側にあるかどうかですね。
「仕様上のMTBFはわかりましたが契約上の故障率(稼働率、可用性)はいくらになりますか? それをオーバーした場合の補償はどのようになりますか?」ぐらいは確認しておいた方がいいと思うけど…
posted by one-hand-engineer at 11:42| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月06日

死神に出会ったら言うこと

「もしも死神に出会ったときに言うセリフを教えてやる ”今日じゃない” だ」
というセリフが割と気に入ってて、何の本か漫画かドラマかのセリフだったか忘れてしまって気になって調べてたのだけど、なかなか見つからなくて何だったけかなぁ、と苦戦してたのだけどようやく見つけた。 
ゲーム・オブ・スローンズのシリオ・フォレルのセリフだ。

でも、入院してた頃や直後に死神に出会ってたら「よく来たね。遅いよ。」と迎い入れてただろうな…
相当な気力が残ってないとこのセリフは言えないな。
でも、あちこちしんどいけど生き延びたおかげで倒れた当時小学生だった子供が就職するところまで見られたし、「今日じゃない」と言えるようもう少しがんばるか…
死神も川もお花畑も見なかったけどね。
posted by one-hand-engineer at 14:38| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする