2021年10月29日

脳卒中の日

今日10/29は「脳卒中の日」だそうです。
なぜ今日になったかというと、”2006年10月、南アフリカ共和国ケープタウンで開催された脳卒中国際会議で、国際脳卒中学会(山口武典理事長)と世界脳卒中連盟が統合し、世界唯一の組織、世界脳卒中機構(World Stroke Organization, WSO)が結成されました。 これを記念し、毎年10月29日を「世界脳卒中デー(World Stroke Day)」とすることが宣言されました。”からだそうです。

私にとっての脳卒中の日は12/26(2009年に脳卒中で倒れて救急搬送された日)ですが。
ラベル:脳梗塞
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2021年10月20日

脳卒中後のお金の話

会社員で健康保険組合に入っていれば(共済組合とかでも)傷病手当金というのが1年6ヶ月の間、それまでの給料の2/3が支給されます。(国民健康保険にはないみたい)
1年6ヶ月後に障害の認定を受けて障害が重ければ障害年金がもらえます。

自営業の人や、私みたいに障害年金をもらえるほど後遺症が重くないけど働けないような人は収入補償の保険にでも入っていなかった限り本当に困ったことになります…

結構真剣に考えて、今から約6年前の時点で「障がい者が収入を得るには(含む再就職)」http://one-hand-engineer.seesaa.net/article/387180521.html という結論に達したのですが、

1のブログは月5000PVぐらいがピークで、アフィリエイトも月千円ぐらいがピークでした。高いと言われてた出会い系のアフィリエイトなんかは数年やって結局0円でした。

2.のアプリはトータル数十万ぐらいダウンロードされてますけど、今まで月2桁万円いったことはないぐらいで、公共料金分にもならないぐらいの収入ですね。
毎年iOSのアップデートやらなんやらで結構メンテの手間も結構かかるし。
(思ったよりユーザーサポートの手間がかからないのは良かったですが)

3.はバイクを売った60万円を元手に株で4年で5倍ぐらいになりましたけど、その後はさっぱりです。(コロナの影響も大きいです)
6年前に2千万円ぐらいの元手と全部ぶっこむ勇気があれば今頃億り人だったのにね。
失敗して元手をなくすリスクはあるので絶対できなかったけど。
NISA枠で買ってほっておいてるインデックス投信もボチボチ増えてます。3月ぐらいに日経225のインデックス投信を全部売っぱらったのも当たりだったし。
5千万円ぐらいの余裕資金があれば5~6%の投信で運用しても年250万円ぐらいで十分生活できるのにね。

結局、一番いいのは、それまで働いてた会社等でなんとか自分のできる仕事を探してもらって継続して雇用してもらうことですね。(もっといいのは資産があることですけど…)
プライドとかそれまでと同じようなパフォーマンスを出せない不甲斐ない気持ちとかもいろいろあると思うけど辞めて新しく仕事を探すのは相当困難です…
どうしても辞めざるを得なかった場合は、障害者雇用枠を探して自分のできる範囲で地道に働くのが次善の策ですね。(お金になるようなスキルを持っていれば別ですけど)
私の場合は共働きだったことと、持ち家で住宅費がかからなかったことと、子供がほぼ公立(一人大学だけ私立)教育費が最小限で済んだおかげでなんとか生活が維持できた感じです…
自分でもヒモのような生活だな、と思ってたのですけど酒やギャンブルをやらないだけ真面目なヒモですな。
ラベル:脳梗塞 お金の話
posted by one-hand-engineer at 12:50| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月19日

シュークリームを食べると思い出す

「ストックホルムのひまなし探偵」という本。
小学校の時、なぜか好きでよく読んでた、ストックホルムのシュークリームが大好きな探偵の本。
(年取ってからは本って一回しか読まなくなったけど、小学校の頃は好きな本は、それこそ何十回も読んでたなぁ…)
小学生の頃はシュークリームなんて食べたことなかったから、どんなお菓子なんだろうとあこがれてたなぁ…
でも、あまり他の人から聞いたことないから、そんなに有名な本じゃないんだろうなぁ。
でも、今ググってみたら、眉村卓が翻訳してたらしいから結構有名な本だったのかなぁ…
あと、小学校の頃他に好きだったのは、朝日ソノラマ文庫の加納一朗の本と塩谷隆志の『エスパー・オートバイの冒険』(この本がバイク好きになったルーツかも ずっと加納一朗の本だと思ってた)
これも他の人からはあまり聞いたことないな…

今の子って、周りで流行ってる本しか読まなそうなイメージだけど(そもそも活字離れで本は読まないかの)今でもいるんだろうなぁ、流行ってなくても自分の好きな作家の本ばかり読んでる子供。
50才過ぎても小学生のときに読んだ本を忘れてないなんて面白いな。
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2021年10月18日

脳卒中になったアイドル

朝日新聞で読んだのだけど、
http://www.japanphone.online/kelpiecommunity/amp/articles/ASP8S1VKJP8MULBJ002.html?ref=amp-photo
今から5年前に22才?の時にアイドルとしてステージ上で活動中に脳卒中になった女性がいるらしい。
内頚動脈乖離が原因の脳梗塞で、椎骨動脈解離が原因の私と近いのと左片麻痺というので興味を引かれて、今はどうしてるのかとちょっとググってみたら、2019年には”脳フェス”の名古屋代表をやってたようだけど、それ以降は見つからなかった。 
連載は続くようなので、その後どうなったかはきっと読めるでしょう。 
(追記:2021年時点では専門学校で作業療法士の資格取得を目指しているようです)

たぶん、アイドルとして人前に立ってた経験と脳卒中経験を生かしたサポート的な活動をしているんじゃないかと予想するのだけど、今後の記事で読めることを楽しみにしてます
(”楽しみ”というとちょっと不謹慎かもしれないけど、若い人がどうやって病後を生きていくのか、参考になるような記事になって欲しいと期待してます)

体験談が少ないという意味では、あまり人目を引く記事にはならなそうだけど、3,40代の働き盛りで脳卒中になった男性の体験談を読みたいけどね。

内頸動脈解離が元の脳梗塞というと30代で脳梗塞になった大橋未歩アナもそうだったけど、肥満も高血圧も喫煙も何の要因もなくても若くてもいきなりなる感じで予防も何もあったもんじゃない…
なった後どう生きるかですな… ほんとサバイバー
posted by one-hand-engineer at 12:59| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月15日

ファイルやディレクトリを知らない子供たち

最近の若い人はファイルやディレクトリの概念を知らない人がいる、という記事を読んで私みたいなおじさんはとてもショックを受けたのだけど、逆に私なんかだとブラウザでダウンロードしたファイルがどこに入ってるかわからなかったり、スマホで撮った写真をカメラロールからスクロールして探すのが面倒で、ファイル名で指定できないないかな、とか思ってしまうので、どっちもどっちですな。単なるジェネレーションギャップ。古くて使いにくいものは廃れるだけ。
昔からの名残で、階層型のディレクトリにファイル名、拡張子でファイルの種類の識別、無意識に8.3のファイル名をつけてしまうのは時代遅れのおじさんなのだろうな…
Gitも(本番の開発には)使ったことなくてRCSやSCCS,Makefileを使ってた世代だし…

WindowsXPを使ってた頃はフェンリルだかいうタグをつけられるファイラーを便利に使ってたのだけど、Win7以降はOS標準のExprolerでタグづけができるようになってるのね(まだ、文書と画像ファイルのみらしいけど
MacのFinderでも標準でできるのね。知らなかった。

タグはeveroteで初めて使って便利だと思ったのだけど、物理的な位置を意識しないでいいのと、複数の属性を1つのファイルにつけられるのが非常に便利 ("重要"な”請求書”の"写真")とか検索しやすいし、一覧にしやすい。
ディレクトリやフォルダだと、どれか1種類の分類だけで複数の属性で横串で検索するのが難しい。

若い子がスマホのフリック入力でフルキーボードより早く文章を入力しているのとか見ると、時代が変わったなぁ…と思うのでした
子供とLINEしてると返事の速さに驚く。あと、長文打って読みにくいと怒られたり、一回の送信で2個質問すると1個しか回答が返ってこない文化とか。

もう、あとは若い人に任せた。好きにして。でも、古いものの中にもいいものはあるので全部捨てちゃうのはもったいないよ。
posted by one-hand-engineer at 15:56| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月13日

病気前、病気後

TVの歌番組とかを見ていると、「あ、この歌は病気前だ」「これは、病気後だったんだ」とか、脳梗塞で倒れた日の前か後かをほとんど無意識に考えています。
病気後10年経つので「これ、病気後だったんだ」ということが増えてきて、時間の経過を実感します。
つんくが声を失ったのは自分が病気になった後だったんだ、とか…

以前は、「入社前」「入社後」で区切りとすることが多かったのですが、病気は「大災害前、大災害後」ぐらい本当に大きな変化でした。
それまでは、定年まで会社と家を往復して、あちこちで板挟みとなりつまらない生活を送るんだろうな…と思って退屈な毎日を漠然と過ごしていたのが嘘のように、”死”が身近なものになり、健康でいることがいかに貴重なものだったのかというのを実感しました。

今、新型コロナの流行で突然、自分や家族が病気になったり亡くなったりしている人もたくさんいるのだろうな、と想像すると「みなさん、お気をつけて」と強く思うのでした。
posted by one-hand-engineer at 09:42| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月11日

故障率(MTBFとか)の説明って難しい

みずほ銀行の障害の件で”システム会社から「故障は4千年に1度」と説明されていた”というのが話題になってたけど、故障率(MTBFとか)の客先説明ってすごく難しいのですよね…
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20211008-OYT1T50232/

二重化していない単純なPCみたいな装置では故障率は使用している全部品の故障率(FITという単位)の積み上げで計算して「MTBF(故障の間隔)は何万時間」とか計算するのだけれど、部品メーカーがデータシートとかに載せている値はすごく大きい(よい)値なので、単純に積み上げて計算すると、装置としてのMTBFはとても大きく(なかなか故障しない)なってしまう。
でも、現実は部品の故障だけでなく、使い方とかソフトウェアの不具合とか環境とかで実際の故障率はもっと大きい(よく壊れる、壊れたように見える)のでそのままの値を見せると「何千時間に1回の故障率と言ったのによく壊れるじゃないか!」とクレームになったりすることはよくあります。

例えばハードディスクなんて単体のデータシートにはMTBF100万時間(100年以上)とか書いてるメーカーもあったりするようだけど、実際は3年もすると故障はどんどん増えていき、5年以上故障しなければけっこう優秀、10年持ったら大当たり、ぐらいの感覚(実際に保守を請け負ってる会社ならもっと実態に近いデータを持ってるだろうけど)

2重化すれば理論的にはそれこそ「4千年に一度」ぐらいの故障率になるかもしれないけど、実際は切り替えのための仕組みは1重でそこが壊れればアウトだし、正常な側のディスクから交換した新品のディスクにデータをコピーして再び二重化するときに正常だった方のハードディスクの普段アクセスしてなかった部分を読みだしたらエラーが発生して両方ダウンしてしまう、なんてこともよくある話。

計算上のMTBFなんて机上の値で(良すぎて)とてもそのまま提示できるようなものじゃないのだけど、かと言って経験上の実態に近い値を言うと「そんなに故障するの?」「じゃ、他のとこから買うわ」となってしまう。
MTBFの客先への見せ方は難しかったですね。営業さんにちよっと見せたらそのままお客さんに言ってしまって後で問題になったり…

あと、開発側のプロの設計者でも「MTBFは寿命とは全く関係ない値」というのを理解してなかったり、MTBFが1万日でも1万台が稼働したら1日に1台は壊れて当たり前とか、通気口が塞がれて周囲温度が高温になったりしてたら数字上の故障率なんて意味をもたないぐらい壊れるとか。

「故障は4千年に1度」なんて二重化したシステムの計算上のMTBFだけを見て営業さんがセールストークでいかにも言いそう。
それを鵜呑みにしない知識が発注側にあるかどうかですね。
「仕様上のMTBFはわかりましたが契約上の故障率(稼働率、可用性)はいくらになりますか? それをオーバーした場合の補償はどのようになりますか?」ぐらいは確認しておいた方がいいと思うけど…
posted by one-hand-engineer at 11:42| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月06日

死神に出会ったら言うこと

「もしも死神に出会ったときに言うセリフを教えてやる ”今日じゃない” だ」
というセリフが割と気に入ってて、何の本か漫画かドラマかのセリフだったか忘れてしまって気になって調べてたのだけど、なかなか見つからなくて何だったけかなぁ、と苦戦してたのだけどようやく見つけた。 
ゲーム・オブ・スローンズのシリオ・フォレルのセリフだ。

でも、入院してた頃や直後に死神に出会ってたら「よく来たね。遅いよ。」と迎い入れてただろうな…
相当な気力が残ってないとこのセリフは言えないな。
でも、あちこちしんどいけど生き延びたおかげで倒れた当時小学生だった子供が就職するところまで見られたし、「今日じゃない」と言えるようもう少しがんばるか…
死神も川もお花畑も見なかったけどね。
posted by one-hand-engineer at 14:38| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする