2023年05月15日

小学校でシャープペンシルが禁止の理由

子供が小学生の頃、小学校はシャーペン禁止で、わざわざ鉛筆と鉛筆削りを買って(小学校卒業したら一回も使う機会がない)禁止する理由もよくわからず(芯が刺さって危ないとか折れて飛んだら危ないのは鉛筆も尖らせれば一緒だし…)理不尽な決まりごとだ、と思ってたのですけど、実は本当の理由は”コンセントに芯を挿すと感電して危ないから”というのを聞いて納得。
その本当の理由を言うと反対に興味を持って真似する子供がいるから言えない。というのを聞いてさらに納得。
(子供の頃、コンセントの穴に2本シャープペンの芯を挿して、その上にさらに一本置いてショートさせて赤くなるいたずらをした経験がある身としては説得力しかない)

鉛筆を削る経験も必要だの、太く描いたり細く描いたりできるからだの、正しいペンの持ち方の練習になるからだの、いろいろ納得できない理由を聞いたこともあったけど、本当の理由を言えないことにも理由があったのね。
「理由は口にできない”例の理由”でシャープペンシルは禁止です」と言うとすごく怪しい。
posted by one-hand-engineer at 09:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年05月10日

知能って一体なんだろう

過去の膨大な文章や作品を学習しても、それをいくらもっともらしく組み合わせても全く新しいアイデアが創造できるとは思えない。個性とかこだわりがないと。
でも、新しいものに近いものはできるような気もする。

人間も、過去の文章とか作品をたくさん学習した上で自分なりの考えとかこだわりを加えて新しい作品を作るし。師匠の真似したり教わったりする。

その違いってなんだろう… 
違いがないなら、学習して形を変えるだけのGPTにも知能があると認めざるを得ない。
例え物真似で意味を何も理解していなくても。

3Dプリンタの制御とかロボットアームで組み立てとかできるようになれば(やろうと思えばすぐにでもできるでしょう)自己複製もできるし、改良版を作り出すこともできる。
自分が動作するための電力を発電するための機械も作り出せるでしょう。

とか考えてると夜も眠れなくなっちゃう。
あと、地下鉄ってどこから地下に入れるんだろうね。
posted by one-hand-engineer at 13:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年05月08日

新型コロナを振り返る

WHOが「緊急事態宣言」を取り下げたというのを機にcovid-19が流行し始めた2020年の4月頃に書いた記事を振り返ってみましょうか。
http://one-hand-engineer.seesaa.net/article/474620230.html

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> 原発事故のあとの放射能騒動のときもそうだったけど、目に見えないものってみんな怖いでしょうけど、人によって感度が違うようなのが難しいですな。

医者や感染症の専門家でさえも言うことが人によって違ってたので、本当に難しいです。
政策決定も素人議員が決めないで専門家の意見を聞いて決めろ、と思ってたけど専門家も人によって意見が違うから委員の人選次第で政策も大きく変わるから、政策決定も難しくて、結局権力を持っている人の意見次第なところが大きくて不満でした。
(マスクを配れば騒動もおさまるだろうとか、給付金配れば不満もおさまるだろうとか、適当に決められる方針…)

> デマも多いです。明らかに嘘とわかるものから、ちょっと騙されそうなものまで。

イソジンが効くとかある程度の権力を持った人が信じてしまうと民間のデマよりたちが悪い

> 詐欺も多そう。

給付金の不正申請多かったですな… まぁ、本当に生活がかかってる人のところへスピーディに給付して、後からゆっくり不正を暴くのはその方がいいと思うので仕方がないとは思いますが…

> 私も2月ぐらいまでは「コロナウィルスなんてただの風邪でしょう。 新型で誰も免疫持ってなきゃそりゃ流行るし症状も重くなるわ」と割と軽く見てたのですが、状況がわかるにつれて普通のコロナよりタチが悪くて重篤になる割合が高いヤバイやつ、という認識になりました。

最初のアルファ株はかなりヤバイやつだったと思うけど、いくつかの変異を経てだいぶ性質も変わった印象。

> で、今思ってること
>
> ・ワクチンは作るの難しいんじゃないかな 既に少なくとも3タイプはあるみたいだし、今も変異してるみたいだし、コロナが原因なことが多い風邪のワクチンなんて今までできてないし。

これを書いてた頃はmRNAワクチンなんてものがあるとは知りませんでした。
ワクチンは予想以上に早く実現されてました。
日本の製薬会社に頼れず、輸入に頼るしかない、というのは安全保障上も重要な欠点というのがよくわかりました。

> ・治療薬は「アビガン」や「レムデシビル」は強すぎてあまり広くは使えないと思うけど(短期間の投与なら問題ないか)、そのうち適当な抗ウィルス薬が見つかることを期待。全世界で高い優先度でやってるだろうけど、これも臨床試験含めると実用化まで最低半年から1年ぐらいかな

「アビガン」や「レムデシビル」はすっかり聞かなくなりましたね… 「ゾコーバ」とかでてきたけど、結局3年経っても有効な治療薬は実用化にはなってない印象。

> ・暖かくなれば終息する、ことはないでしょう。いま夏の南半球でも流行ってるのだから。
> でも梅雨の高湿度で少しマシになるかもとはちょっと期待。(湿度の高い地域で感染者数が少ないように見えるので)

これは、その通り。

> ・いつ終息するか? は専門家でもわからんでしょう。 スペイン風邪のときは2年かかったみたいだから、それぐらいか、医療が少し発達してるからもう少し短くなるか…

3年かかってまだまだですな。 GW明けて感染者も増えるだろうし。XBBとか今後もでてくるだろう変異株がどうなるかもわからんし。

> 運良く1年で終息したとしても五輪で海外から人がたくさんきたら再流行だろうなぁ…

五輪は無観客で海外から人の流入も最小限だったけど、1年は甘すぎました…

> ・日本株のBCG打ってれば重篤にならない、というのはまだ検証が必要でしょう。 
> 相関関係はあるようだけど因果関係はわからないので。

すっかり聞かなくなりました… 結局何だったんでしょ。 海外と日本の差は。 ネアンデルタール人由来の遺伝子を持ってるとどうのとか、その前にひっそり流行してたとか、いろいろな説を聞きましたが…

> ・このウィルスは人為的に作られた。という陰謀論はいつもなら無視なのだけど、Natureが2017年の時点でこんな記事→ https://www.nature.com/news/inside-the-chinese-lab-poised-to-study-world-s-most-dangerous-pathogens-1.21487?fbclid=IwAR2C7ACKty5vH-zMn9Pwe2o7q1N9jRIoKwtmGkV55pnbn8DaKdF4-7VviEA
> を書いてるぐらいで全く根も葉もない陰謀論でもなくて検証はいるかな、と。

中国の協力が得られるとは思えないので検証は無理でしょうな。

> ・2月ぐらいの時点で株も投信も全部売って現金化しようと思って結局面倒だからやらずにほっておいたのだけど、損益の点で考えるとやっぱ全部売ってノーポジにしておくべきでした。今でもいいんだけどね。まぁ、面倒だからやらないけど…

積立だけ続けてたけど、他のもそれほど影響は出てませんな。
米国の銀行破綻をきっかけに、まだ、これから大きな下落がくるかもしれないけど。
中国もどうなるかわからないし、2020年にはなかったロシアーウクライナ問題もあるし。

> 今参入しようとしてる人もいるみたいだけど、今は難しいので、素人はやめといた方がいいですぜ。

大きな下落があった時が参入のチャンスかと。

> ・自粛は長くて3ヶ月ぐらいが限度じゃないかな… それ以上だと潰れる企業、生活できなくなる人続出で、補償があれば延ばせるだろうけど今の政府にあまり期待はできないし…

3年もちましたな。思ってたよりみんな辛抱強かった。(そうでない人もいるけど)
潰れる企業はこれからですかな。

> 今できるのは医療崩壊しないようになるべく人との接触を避けて手洗いしっかりして感染者数を抑えて時間をかせいでワクチンと治療法が見つかるのに期待するしかないでしょう…

これは、今も変わらない。

> それでも経済は1929年の世界恐慌レベルでガタガタになるでしょうねぇ…

2023年5月時点でまだなってないですな。
確率は大きいと思うのだけどな…
さて、どうなるでしょう。
posted by one-hand-engineer at 14:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年05月03日

フィッシングメールに騙された…

見事に釣られました〜

楽天カードで2件4155円の利用メールが来て、「あれ、何か買ったっけな?」とメール内の「ご利用明細を確認する」というリンク(ボタン)を押してログインしてしまった…

騙されたのはこんなメール。
楽天フィッシング.png

最近、Google WorkSpaceからさくらメールサービスに変更したらスパムフィルターが弱々になって毎日数十通のフィッシングメールが届くから、それも原因の一つ。

最近は”ファミペイ”のフィッシングが多いみたいだけど、そんなにファミペイ使ってる人いるのかな。今まではAmazon,えきねっとが多かったけど。
SPAM.png

後で確認するとURLは
https://rekutan.co.jp.infocus-k12.com/rms/nid/p/info
と明らかにフィッシングサイトとわかるものだったし、いつもならメールのリンクでなくブラウザのブックマークからログインするのに、寝ぼけてたのか気が抜けてたのか…

このinfocus-k12.comというのを追いかけるとwww.gname.comで取られたドメインで
Registrant Country: CN
と例によって中国のものらしいけど
詳しい情報は
Registrant Phone: Redacted for privacy
などとわからない…

直ちに本物のサイトからパスワードを変更して、不正利用がまだされていないことを確認して、数日しても不正利用はないので実際の被害はなさそうだけど気分はすっかりブルー。

まぁ、今までも情報流出の確認サイトで確認すると、4箇所ぐらいからメアドとパスワードの流出済みで4つが5つになっただけでパスワードも使い回しはしてないからそんなに心配はしてないけど、メアドが流出してるだけでも少し気持ち悪い。

自分はだまされない自信があったのに、ひっかかる時はひっかかるものだなぁ… ちょっと自信なくなって凹みました…
高次脳機能障害の注意障害の影響もあるのかな…

年を取ったらもっと騙されやすくなるだろうから怖い…
ボケて気づかなかったり、自分でパスワード変更とかの対処ができなくなったらと考えると本当に怖い…
仕手株とか変な投信に引っかかるのも怖いな…
でも、今更ネットから引退できるかなぁ…
posted by one-hand-engineer at 13:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年05月01日

最近のAIブームについて思ったこと

ChatGPTが話題で、話題のものはたいてい試してみる私も当然のように試してみたのですが、確かに会話AIとしてはとても良くできています。
でも、嘘をいかにも本当っぽくペラペラ喋るのはちょっといただけない。(GPT3.5しか使ったことないし、ドキュメント読むとパラメータで調整はできるようだけど)
嘘を嘘と見抜けない人はまだ使わないほうがいいと思う。

30年前の私が学生だった頃から既に会話できるAIというものはあったのですけど、単語に反応して質問を返すような、いかにも機械的なものでした。(AI関係はニューラルネットだの第5世代コンピュータだの定期的に盛り上がりますね)
ASCIIかどこかが「人工無脳」という名前のお遊び会話アプリを売ってたのを思い出します。SEGAの「シーマン」も会話っぽいことをやってましたね。 
30年前からそれっぽいことはできてました)30年経って機械学習の進化で(ネットのテキストや画像のデータ量の増大による学習データの増加とバックプロパゲーションだのニューラルネットの層数を増やすだの学習アルゴリズムの進化と計算機の処理速度や記憶容量の増大と色々な要素はあるけど、結局スケールの問題で革新的なAIの進化という印象は個人的にはないのだけど、初めて見る人にはすごいものに見えるのかな)

AIが進化すると人間の仕事がとって代わられる論が必ずでてきます。
個人的にはコンピューターなんてハサミやミシンと同じ便利な道具で、使いこなせば便利だし、仕事の効率化にって人数が減らされたり、なくなる仕事もあるだろうけど、人間にとって代わるようなことにはならないと思ってます。(機械にできるような仕事なんて機械にやらせればいいんですよ 機械をどう便利に作るか、使うかが人間の仕事で)
特に今流行りの生成AIなんて言語や画像にはいいけど、それほど汎用性があるものでもないし。
まぁ、正体がわからないものは怖いので、怖い人は中身を勉強するべきでしょう。

個人的にはそれより、著作権や個人情報保護などの法整備、議論が早急に必要かなと思います。
(学習されたくないデータのオプトアウトは必須で、生成されたものの著作権(翻案権?)の扱いなど)
→ 創作したものが偶然似てしまった場合は従来からあるわけで、従来は「翻案権」の侵害という考え方で処理していたようです。
著作権者の許可無く、その権利者の作品を基に新たな作品を作ることは翻案権の侵害となる可能性があるというもので、翻案権侵害となる場合の要件は
 1.既存の著作物に依拠している
 2. その表現上の本質的な特徴の同一性が維持されておりそれを直接感じ取ることができる
とされていました。
1.はAIの学習元として既存の著作物を使用していたら、まず該当してしまうので、問題は2.
で”感じ取ることができる”かどうかという、いわゆる”官能評価”になってしまい、個別に判断するしかなさそう。
これはとても厄介。

一律”AIの生成物は禁止”としてしまうのが一番簡単ですけど、これは安易すぎ… かといって、”似てるものは裁判で”同一性を感じ取れるかどうか”個別に判断する、という従来の解釈通りにしても裁判沙汰になるのが怖くて安心して利用できない…
これは法律家も交えて相当議論になりそうですが避けては通れない議論ですな。 
法律の専門家の意見は
https://storialaw.jp/blog/9414
とかが参考になります

さて、どうなることやら…

あと、気になったのはOpenAIが「GPT」で商標を取ろうとしているという噂。 仕事してた時、アルファベット3文字じゃ商標とれないと聞いたけどなぁ… あと「Chat」+「なんとか」とか一般的な単語の組み合わせだと取れないとか。 わざと一般名詞の組み合わせを商品名にしたりして商標の侵害を避けるようにしてたのだけど、登録できるものなのかなぁ… 「Windows」みたいな例外もあるからやり方次第なのかもしれないけど…
posted by one-hand-engineer at 14:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする