2012年07月04日

認知運動療法 2010年06月22日


病院のリハビリでは、硬さの違う3種類くらいのスポンジを麻痺した側の指で判別するとか、粗さの違う紙やすりみたいなのの判別とか、指先でビニールテープなぞったりとか、それを言語で表現したりとか、健側と同じ角度に目を閉じて麻痺側の足を曲げるとか、訪問リハビリでも足裏でおはじきを感じるとかやってた。
認知運動療法という考え方らしい。
理論は机上で考えたものらしく、あまり実際と合ってないような気がするけど(脳内の運動のモデルがどうとか後付けの理屈っぽいし、筋トレしないと絶対歩けなかった、マヒした感触は変わってないけど歩けるようにはなった)、筋力のアップと感覚の感じ方の訓練と、手足のコントロールの精度を上げるのがリハビリの基本で、感じ方の訓練にはなっているかな。 (認知、制御、筋力の3つをバランスよく鍛えていくのがリハビリの基本だというのが個人的なリハビリ理論)
結局、リハビリは人体の回復力、自然治癒力をいかに助けるか、邪魔しないかが肝で、そういう意味では入力は種類を増やして絶やさないようにして、できるだけ動かして廃用を避けるということが肝心で、認知運動療法は結果的には間違ったアプローチにはなってないだけじゃないかと思う。
神経の状態は2月以降ほとんど変わってなくて、しびれの中から必要な情報を得るのになれただけという感じは変わらない。
マヒはシナプスが成長するまで(年単位で)変わらないんじゃないかなぁ。

続編:「認知」と「運動」について http://one-hand-engineer.seesaa.net/article/407427926.html
ラベル:リハビリ
posted by one-hand-engineer at 09:39| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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