http://ryouhoushi.net ここが参考になります
私の場合は、最初は立つこともできなかったので寝た状態で自転車こぎのように足を動かしたり仰向けに寝て足の裏を地面につけた状態で膝を立てて左右に倒したりする練習から始めて、座位を保持する練習→何かにつかまって膝立ち→何かにつかまって片膝立ち→つかまらずに膝立ちや片膝立ち→何かにつかまって立つ→何かにつかまって足踏み→バーや歩行器につかまって歩く→杖で歩く→素手で歩く のような段階で歩く練習してました。
片膝立ちは体幹のトレーニングや正しく体重をかけるトレーニングにもなっていいみたいですね。
最初の半年くらいは足の裏の感覚がまったくないので体重がかかってるかどうかもわからないので、左右の足に体重計を置いて視野の傾き方などで左右均等に荷重できてるかどうかを判断する練習をしました。
筋力を落とさないため(運動のため)と脳の情報処理の訓練のために多少フォームがおかしくても(変なクセがつくのをおそれず)たくさん歩いた方がいいと思います。(変なクセは後から直せばいいので)
歩くのはかなり脳の処理能力を使うようで(私の場合小脳梗塞なので小脳がやってた処理を他でカバーするためか感覚的には脳の処理能力の1/2から2/3くらいを歩行のために使ってしまうような感じでした。
歩くのは重要と考えて杖先のゴムが1年ですり減って分解してしまうくらい歩いてました。
歩行のフォームについてですが、私の場合は片足立ちができるようになったのは1年過ぎてからくらいだったので、それまでの間に「マヒ側に体重がのってる時間が短い」とか言われても矯正のしようがなかったです。
あといわゆる「ぶん回し」(マヒ側の足を前に振り出す時に外側を回転するように振り出す」は振り出す時につま先が地面にひっかからないようにするためなので、つま先がうまく持ちあげられないうちは矯正は難しかったです(足首が動かない人は装具がないと難しいでしょう)
マヒ側の足を”踵で接地”すると痛い(設置面積が狭いので圧力がかかる)し、すべりやすいので最初のうちは”ベタ足(足裏全体で着地)”でも歩くことを優先して回復状況を見て”踵接地→体重移動→つま先で地面を蹴る”という形に矯正していけばいいかと思います。
でも、マヒ側の足の接地を健側より前に振り出すようにするのは最初から意識しておいた方がいいようです(私は最初から前方に接地してました)
視野に動くものがあったり身体のどこかを触れてられると気になるので、介助する人は健側の少し後方を歩くのがベストだと思います。
ラベル:リハビリ