2013年02月14日

回復の経緯

2009年末に自宅で倒れて救急車で搬送(前兆としては頭痛と肩こりとまぶたの痙攣が1週間ほど続いていた)
開頭手術2回 椎骨動脈(首の後ろ側に2本ある動脈の1本)解離(内壁が裂ける)が元で血栓がとんで脳梗塞 小脳と大脳視床下部と脳幹の一部に梗塞があった
1週間意識がなく瞳孔も開きっぱなしになり医者からは「危篤状態、助かっても寝たきりか植物状態の可能性が高い」と宣告される
人工呼吸器(気管切開)と胃ろうの手術
1週間後目が開き、問いかけに反応(でも本人の記憶はない)
座る練習(座ってるだけでも傾いてしまう)
1か月後、ストレッチャーで回復期リハビリ病院へ移動(本人の記憶はこのあたりから残ってる)
身長90cmぐらいの黒い全身タイツを着たネズミ顔の小人のリアルな幻や日本国憲法改訂のとりまとめ役をするなどの妄想をよく見た  
2ヶ月後 意識はかなり明瞭になり病室で携帯電話でネットしてるのを見つかって何度も怒られる 日中の病院内のみ車椅子で移動(左マヒなので右足のみで移動)
PT,OT,STを各1回20分を3コマ/日(max.6コマできるらしいけど人手不足で3コマだったみたい
PTは仰向けに寝た状態で尻上げとか足を自転車こぐように動かすとか膝を左右に倒したり片膝立ちとか膝立ちとか
STは「パタカラパタカラ」発音練習したり口をヒョットコのようにして上下左右に動かしたり膨らませたり(失語はなく、声帯や舌や唇の動きが悪い構音障害とモノが飲み込みにくい嚥下障害)
OTは米びつの中のビー玉を拾ったり木の棒を穴に挿したり机の上を両手を組んで雑巾拭くようにしたり
自主トレでお手玉とかベッドサイドで手すりにつかまって足踏みとかベッドの上でストレッチとか軽い筋トレとか
3ヶ月後に試験外泊で一時帰宅(屋外は車椅子で移動、家の中は足を伸ばして座ったまま這いずって移動、壁やテーブルを使って立ち上がり)
医者からは「驚異的な回復力」と驚かれる
3ヶ月目ぐらいから平行棒や歩行器で歩行練習
4ヶ月目ぐらいから一本杖で歩行練習、日中の病院内のみ歩行器で移動 複視(モノが二重に見える)がなくなる
6ヶ月後に杖をついて退院(医者からは「自分の足で歩いて退院するなんて甘い考えは捨ててくれ」と言われてたけど、ちゃんと歩いて退院した)
退院後は自宅で訪問リハビリを週4回 杖を使わない歩行練習など
8ヶ月後 物につかまってなくても立っていられるようになる
9ヶ月後 手の震えがひどくなる
1年後 片足で一瞬だけ(数カウントぐらい)立っていられるようになる 
一人で近所のコンビニに買い物に行ってみたり電車に数駅乗ってみたり
医者から「本当に会社復帰できそうな勢いだねぇ」とあきれられる
1年9ヶ月後 会社に復帰(電車とバス(雨の日は自腹でタクシー)で通勤)訪問リハビリ終了 以降自主リハビリのみ
2年後 片足で数秒間立っていられるようになる
2年10ヶ月後 体調は変わらないし別に希望してないけど大人の事情で会社を希望退職
3年後 不恰好ながらラジオ体操ができるようになる 
4年後 散歩中に急に調子が悪くなり長距離の外出ができなくなる 近所のコンビニまでも行けなくなって体力低下 ←これを書いた時点ぐらい
4年後 2013年10月 求職活動しても仕事が見つからないので自宅で起業
6年後 体調は変わらず低調なので介護認定を受け直し通所のリハビリを再開 近所のコンビニぐらいまでなら行けるように ←今ココ

退院してからはとにかくできるだけ歩くようにしてました
杖先のゴムが1年ですり減るぐらい
助かったのは運だけど、その後は運は10%ぐらい(転ばなかったり大病しなかったのは運もあるかと)で残りはリハビリの成果だと思ってます

posted by one-hand-engineer at 09:40| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
毎日こつこつ続けていることがすごく立派だと思います。
Posted by ケイコ at 2013年02月14日 17:18
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/322286308

この記事へのトラックバック