サーフィン好きの高校生がポロロッカに乗りにアマゾンに行って成長する話。
ポロロッカは現地語で「大きな音」という意味らしい。
旅費を貯めるために中華料理屋でバイトしたり外国人チームの船に乗せてもらったり、参考文献に西原理恵子の「鳥頭紀行ジャングル編」があったり。
外国旅行から日本へ帰ってきた時の感じとかよく出てる。(サーフィンもやったことないしアマゾンなんか行ったことないからそこらへんの描写はよくわからないけどね)
あいかわらず食べ物の描写にこだわりがある。
「世の中、というか社会ってのは案外単純でさ、なりたいものややりたいことの近くにいて、それが好きだって言い続けてれば、かなりの確率でそれに関わることができるんだ」
というセリフが気に入った
坂木司にしては珍しくベッドシーンがあるのだけど、なんか優等生の女性的な印象なんだよなぁ…
大人と子供はどちらが楽しいか言い合いになるくだりで「大人だ。子供は女を抱けないからな。」とか男っぽいセリフもあるのだけど、どこか女性っぽさを感じるのはなぜなんだろう…
(あ、私は坂木司の性別は知りません。昔ググったらKKKの頭巾を被った大男らしいけど)
ラベル:本/マンガ
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