ふじもとゆうきの短篇集
少女漫画チック、お涙頂戴と言う人もいるだろうけど、好きだな、ふじもとゆうき。
「ただいまのうた」もそうだけど、親が死んでしまった子供の登場人物が多いな。
タイトルとなった短編は、誰かの願いを一つ叶えるまで天国に帰れない人間界に落ちてしまった天使がコンビニでバイトして”はじめから誰も「特別な力」なんて持っていなくて胸に届くのは強い想いのかけら”ということに気付くお話。
「はなまつり」は桜の精が見える女の子と、近所の公園の桜の木が切られちゃって、ってお話。
「アサガオアパート」はアパートの2階に住む児童文学書きを目指す学生さんと1階に住んでる女の子のお話。
「虹のうた」は小説の登場人物と交流できる男の子が冒険に疲れたお姫様に虹を見せてあげるお話。
ラベル:本/マンガ