2013年10月20日

芸術家はパトロンがいないと食っていけなくなる

youtubeだのpixivだの無名の素人でも作品を発表する場ができて実力さえあればお金やツテがなくてものし上がっていけるような時代になると芸術家は一度有名になってもそれだけで長期間食っていくことはできなくなってしまう。
若い才能が次々現れる一方で自分は年を取って力が衰えたり飽きられるので実力勝負で若い人に勝ち続けていくなんて相当厳しい。

これからの芸術家は演奏会とか展示会の販売収入は引き続き期待できるとしても不安定だからパトロンにお金を出してもらって創作活動を続けていくしかないんじゃないかと思います。

技術屋も似たようなもの。
新しい技術の習得は柔軟な若い頭脳や体力に年寄りはかなわない。
経験でカバーするといっても、新しい技術の習得にはかえって経験が邪魔になることも多いし。
技術屋にはパトロンなんかいないだろうから若い人とうまく協力して経験や人脈を生かすようなやり方しかないのかな…
若い人が出てくるのを邪魔していてもキリがないし実力ではかなわないから正面から対立したらダメだと思う。
逆に若い人は”老害”とか言って上を蹴落とすことばかりを考えていると自分が年をとった時に困ると思う。
世代間の対立ではなく共存共栄を考えないと。
posted by one-hand-engineer at 22:24| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
齢はとれない。ということですね。(無理だけど。)

将来に希望が見えないのだから、年功序列なんて成立しないと思います。汗水流して我慢しても報われるか判らないから、年長を立てることはないでしょう。うまく共生を計るしかないですねぇ。
あぁ、団塊以前の世代が羨ましい。



Posted by さかどくん at 2013年10月21日 08:41
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