片麻痺のリハビリでカリフォルニア大学のラマチャンドラン博士(V.S.Ramachandran)が開発した「ミラーボックス療法(Mirror Box Therapy)」「ミラー療法(Mirror Therapy)」というものがあります。
(参考:https://www.stroke-lab.com/speciality/16661 http://en.wikipedia.org/wiki/Mirror_box )
私は栗本慎一郎が書いたものを読んで知ったのですけど、鏡に映っている非麻痺側の手を見ながら麻痺側の手を一緒に動かしていると思うことであたかも麻痺側の手が動いているように見えて、その視覚情報が脳に送られることで手の運動を司る神経ネットワークが活性化されるという理論です。
麻痺して十年経過した患者さんにも効果があると言われています。
私は最初から動いていたので自分ではやってないのですけど、全く動かない麻痺に効果があるんじゃないかと思います。
ミラーボックス療法をやるためにはダンボール箱と鏡を使って工作が必要なのですが、片手でそんな工作は難しいし百均で鏡を買ってくるのもたいへんなのでiPhoneやiPadを持ってる人向けにアプリを作りました。
「ミラーボックス」広告付き無料版
https://apps.apple.com/jp/app/mirrorbox-lite/id730254402
「ミラーボックス」広告なし有料版
販売停止
使用イメージ
机やテーブルの端に置いて、なるべく画面に顔を近づけて本物の手足が視界に入らないようにして画面だけを見て麻痺側が動いてることをイメージしながら手足を左右対象に同じように動かします。
2013年11月09日
この記事へのトラックバック
違う点は患側を視ながらという点です。
動かすことには成功しました。
フィードバックがより効果的だったのかもしれません。
上記サイトにアクセスできません
他のサイトに移動したのでしたらお教えください
リンク切れのようなので、新しいサイトにリンクを張り直しました。
なにせ、10年前の記事なので…