とか他人と比較するのはよくないです。
同じ脳疾患でも人によって症状は様々で同じ”脳出血”や”脳梗塞”という病名でも症状(できること)は様々です。
出血量や梗塞範囲、部位によって症状は軽い人もいれば重い人もいます。
毎日リハビリしてたからよくなったわけでなく(よくなった人はリハビリのおかげと思いたいでしょうけど)その人は運良く症状が軽かっただけかもしれません。
リハビリしないとよくなるものもよくならないのでやった方がいいのは確実ですけど、やれば確実によくなるものでもありませんし、できないものはできないので無理してやるのも危ないです。
できるけどやらないのか、できないからやらないのかの見極めが大事です。
前はできても体調が悪くてできない日もありますし。
オリンピック選手が100mを10秒台で走るからお前も10秒台で走れと言われてもできないのと同じです。
さぼるのはよくないですけど、できないものはできない。
関節を曲げる脳からの指令が出せない人に曲げろと言ってもできないものはできない。
でも曲げる指令を出す練習を続けていたら最初は曲がらなくても壊れた部分を迂回して指令が出て曲げられるようになるかもしれないので、できなくてもやろうとすることが大事なこともあります。
難しいですね…
小さい子供の教育と全く同じで「◯◯ちゃんはこれができてすごい」と他人と比較するのはやめた方がいいです。
「あれやれ、これやれ」とガミガミ言うのもかえってやる気がなくなるのでやめた方がいいです。
やったら褒めて自分からやるように仕向けるのが大事です。
「これをやれ」と言うのではなく「これをやるとこれがこうなるからやった方がいい」とか「これができるようになったすごい!」と自発的な動機づけをするのが大事。
ってなことを自分で言ってる私のような患者は自分で自分を褒めるから大丈夫なのですけどね。
ラベル:リハビリ
リハビリの方法も確立されていないように感じますねぇ。
やりかたを間違っているのか、悪化させている人もいますしねぇ。
実際、どれだけ効果はあるものなのかー。