2015年03月20日

僕が22年勤めた会社を辞めた時に後悔した4つのこと

1つの会社でサラリーマンを22年やりました。
残念ながら僕のサラリーマン人生は失敗でした。(まぁ、後半は最悪だったけど、前半でやりたかった設計開発の仕事ができたので全部が失敗というわけでもないけど)
まだ課長レベルだったけど、すでに先は見えてました。
周りにこうなりたいと思えるような上司や先輩はいなかったし。

僕らの世代(いま40代後半)のサラリーマン人生も過酷です。(今若い人はもっとたいへんかもしれないけど)
順調な人たちは、すでに部長級になっているでしょうけど、最近のリストラで会社を辞めざるを得ない人もいます。
業績が傾いた時に運悪く病気にでもなれば即ポイです。
病気にならなくても新入社員の時にたまたま配属された部署が切り捨てられたらポイです。

こうすればよかった、とか思い出して後悔することはあまりないのだけど、若くて元気な人たちを捕まえて、オレみたいになるなよ、と説教したくなる気持ちはよくわかります。

誰も説教臭い話など読みたくもないだろうけど「僕が18年勤めた会社を辞めた時に後悔した12のこと」http://kyouki.hatenablog.com/entry/2013/11/01/070836 を読んでたら書きたくなったので書きます。
(書き出しをコピペしたら一人称が”僕”になってしまった…)

1. 会社の仕事以外のスキルをもっとみがいておけばよかった。

会社をやめて頼りになるのは自分のスキルだけです。
いま学生時代にちょっとかじった程度のスキルでアプリを作ってちょっとはお金になってますけど、何かもっと売り物になるようなスキルがあったらなぁと思います。


2. 会社以外の人間関係をもっと大事にしておけばよかった。

仕事上の人間関係なんて仕事するのにメリットがあるからかまってくれてるだけで仕事がなくなれば冷たいものです。
損得勘定ではない人間関係をもっと大事にしておくべきでした。
病気になっても離れないでいてくれるのは家族と古くからの友人だけです。
無職になっても全然態度が変わらない家族や友人を持っていたのは幸せでした。
軽んじてたつもりはないけど仕事なんかよりもっともっと大事にしておけばよかったと思いました。


3. 会社のためにと思って長時間働き続けなければよかった

食堂に行く時間がもったいなくて昼飯はいつもコンビニのおにぎりだったり、夕飯食べる時間がなくて深夜にコンビニの弁当だったり、帰宅は毎日22時過ぎだったり、働き過ぎは確実に身体を痛めつけてました。
いくら会社につくして身体を壊しても会社は特別扱いはしてくれません。


4.会社にいるうちに副収入を作っておけばよかった。

就業規則的には副業はNGだったですけど、いざとなればこれで稼げるという副収入を作っておけばよかった。 
株やFXや投信を会社を辞めてから始めたのですけどそこそこ収入になるので早めにスキルを磨いておけばよかったと後悔しました。


ゴルフをしておけばよかったとか、もっと社内の評判に気を使えばよかったとか、もっと上司に気を使えばよかった、とかの後悔は全くありませんでした。
(逆に、上司や周囲の評判を気にせずにもっと自分が正しいと思うことを主張すればよかった、と思うぐらい)

まぁ他にもいろいろ書きたいこともありますけど、後足で砂をかけるような真似はしたくないし(人間関係のストレスがやはり最大の問題ですね程度の表現なら角は立たないか)、十年後に「僕が22年勤めた会社を辞めてよかったと思う4つのこと」というエントリーで書く予定なので今はやめておきます。
ラベル:リストラ
posted by one-hand-engineer at 08:26| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
リンク先、読ませてもらいました(^^)
・・・身体を壊さないことが前提ですねぇ。
福島じゃないですけど「想定外」が起こると対処できないですよねぇ。
「想定」が甘かったと言えばそれまでですけど、
社会的な「人」としての普通にあるべき能力が失われること。には思いもよらなかった。。
偶々、残った能力にスキルがあれば運が良かったと思うべきなのでしょうね。
Posted by さかどくん at 2015年03月20日 09:54
「想定外」のことが起きても、残った能力でできることを探すしかないですね…

あと、何をするにしても健康が一番大事ということで。
Posted by ka-ta at 2015年03月20日 23:05
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