2015年11月15日

障がい者が収入を得るには(実例編)

http://one-hand-engineer.seesaa.net/article/387180521.html
の続き。

24才で「寝たきりだけど社長やってます」という人がいます。
http://thepage.jp/detail/20151107-00000003-wordleafv?pattern=1&utm_expid=90592221-44.iIeVhoXLRU-r6cUsT3743Q.1&page=1
私みたいなセミリタイアの”なんちゃって起業”と違って本気の起業。
「仙拓」という立派な株式会社
http://sen-taku.co.jp/

身体が動かなくてもIT機器をうまく使えばハンデは減らせるし、通勤するのが圧倒的に不利なので自宅で自分の得意なもので勝負するというのは基本戦略ですね。
この人の場合は有名な人に臆せずメールを出してコンタクトして協力してもらったり、”寝たきりだけど社長”というインパクトでTVに取り上げたりして運も味方したのが強力な追い風になってますね。

kintoteって知らなかったけどサイボーズがやってるビジネスアプリ作成プラットフォームなのね。(DBを使ったアプリを簡単につくれるようだ AWSと比べてどうなんだろう)
サイボーズといえば今から10年以上前、まだ会社の部門サーバーをボランティアで管理してた頃にサイボーズのグループウェアをお試しで導入したけど誰も使ってくれなかったのを思い出します… 早すぎたんだろうなぁ

私も”ITコンサル”みたいなのは考えたんですけどね。(ホームページ作成とかネットワークとかのインフラ構築のアドバイスしますよ的な)
怖いのは”月1,2回のwebページのテキスト修正とか画像入れ換えやります”と言ってるのが”なぁなぁ”でなんでも押し付けられたり、サーバーがダウンした時の責任問題がー、とかいうのを避けるためSLA(Service Level Agreement)の契約をしっかりするように気をつけないとな、ということですね。
(こういうことを恐れずにできるのが20代の若さだよなぁ… うらやましい)
私はインシデント制で月9800円で請け負いますというようなSLA契約書の雛形まで作ってみたけど(1000文字以内のメール1通、15分以内の通話1回を1インシデントとし文書作成/査閲、コーディングなど実作業が必要な場合は別途見積りとします、みたいな)やっぱSkypeとかメールだけで打ち合わせだとうまくいかなそうだし、お客見つけるのも難しそうなのでやめました。
フローのビジネスよりストックのビジネスが目標だったし。

でも、寝たきりの障がい者でも起業してビジネスができるといういい実例ではないでしょうか。
がんばって成功してほしいものです。
ラベル:障がい者 起業
posted by one-hand-engineer at 11:36| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
考えさせられますねぇ。
実際のところ、他人とのスタンスじゃないですかねぇ。
結局、他人とかツールを手足に出来るか。ということでしょう。
割り切りと図太い神経が必要だと思いますねぇ。
一般の起業とそう大差ないでしょう。
Posted by さかどくん at 2015年11月15日 12:09
手足というかフルタイムの協力者がいるかどうかは大きいですね。
健康でも起業して成功するのは難しいですから、ハンデは大きいですけど、この人みたいにTVで取り上げてもらったり他の起業家に協力してもらえたりする可能性もあるから悪い面ばかりでもないですね。
結局モノを言うのは障害のありなしでなく才能と運と努力だと思います。
Posted by ka-ta at 2015年11月15日 22:12
ただですねぇ…。
自分だけでは、失敗した時に踏ん張りが利かないとか、融通が利かないとかありますねぇ。
まぁ、組織で大きいことをするのと同じことですが…。
組織には、なるべく属さなく生きてきた身にはなかなか大変です。

…まぁ、健康が一番ですね。猪木氏の言葉をしみじみと思い浮かべます。
Posted by さかどくん at 2015年11月16日 07:44
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