2015年11月25日

高次脳機能障害が一番つらいかも

脳梗塞で倒れた直後、1週間昏睡状態で2回の開頭手術を受けた後意識は戻ったのですけど記憶とかは完全に戻ってなくて子供の顔を見ても誰かわからなかったのが子供にとっては一番ショックだったようです。
左麻痺で左手が震えてうまく使えなかったり、視力が落ちてたり、飲み込みでむせたり、肩や腰やあちこち痛かったり、吐き気がしたり、急に下痢したり、めまいがしたり、外出も自由にできなかっったり、身体が不自由なのもつらいですけど、高次脳機能障害で趣味のPCの使い方がわからなくなったり、何もやる気がなくなったり、性格がかわって怒りっぽくなって家族の手に負えなくなってたりしてたら身体の障害より自分も家族もつらかっただろうな、と今更ながら思います。

幸いな事に、今は漫画やドラマの続きは見たいし、作りたいアプリのアイデアは次々湧いてくるし、片手で目も見難いけどやる気だけはあるし、やりたいことができるし、性格もほぼ元のままで病気で丸くなってかえってよかったとか言われるし…

高次脳機能障害が完全にないわけではなく、記憶力が落ちててどこかにメモしておかないと完全に忘れたり、TVを見ながら人の話を聞くとか同時に二つのことができなくなったり、不自由なこともいっぱいあるけど、右脳が壊れた割にほとんど以前と変わらないのはいかに昔から左脳しか使ってなかったということだろうなぁ… 
音楽を聞いても絵を見ても昔と何も変わらんし。

高次脳機能障害のせいか笑いのツボが浅くなった話。
家族で話をしてて、コミュ力がないとモテないという話から、いや違うモテる女性というのは「1.しゃべりが面白い美人 2. しゃべらないけど美人 3. しゃべりが面白いブス 3. しゃべらないブス の順だ」という話をしてたら「しゃべりが面白いブス」のところでなんで私の顔を見るんだ」と奥さんからクレーム。(ちなみに別に見てない)
子供が慌てて「ママはブスじゃないよ。普通だよ。」とフォローになってないフォローをしたのがツボにはまって笑いが止まらなくなってしまった…
ダメだ字に書いてても面白い…
(「全然フォローになっていない」と言うと「何がいけないの? 私に嘘をつけと言うの?」という返しでさらに笑った 笑いのツボが浅くなってるからやめて欲しい)
ラベル:脳梗塞 笑い
posted by one-hand-engineer at 12:08| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
楽しい家族。。(^^)/
Posted by さかどくん at 2015年11月25日 20:17
楽しそうですね。
お嬢さんがいるとおしゃべり出来ていいですねー。
Posted by ギンコ。 at 2015年11月28日 15:18
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