2016年03月09日

「ギャング・オブ・ニューヨーク」



ディカプリオのアカデミー賞受賞記念に見てみた。
150年前ぐらいのニューヨークが舞台で、アイルランド系移民の"デッド・ラビッツ"と白人至上主義の"ネイティブ・アメリカンズ"というグループ間の抗争で殺された"デッド・ラビッツ"のリーダーの神父の息子役がディカプリオで、少年院から出所後、父親の仇の元で復讐を狙いながら働くうちに仇相手から息子のように信頼されたり、女スリのキャメロン・ディアスと色恋沙汰になったりなんだり。

最近のトランプ氏の移民排斥とかの過激な発言聞いて、何でそれでも支持されるのかちょっと不思議に思ってたのだけど、一見移民に寛容に思えるアメリカだけど南北戦争で黒人奴隷の解放とかアイルランド系移民を半ば強制的に徴兵して南北戦争に送り込んだりしてたのがほんの150年前なんだなぁと考えるとそれほど不思議でもないですね。
あまり後味のよくない映画だけど、アメリカの成り立ちとか歴史を考え直すいいきっかけになるんじゃないでしょうか。単なるギャング映画として見ると長くてちょっとダレるけど、いい映画だと思います。

さて大統領選はどうなるんでしょうかね。
順番からいけば共和党だけど。
しかし、オバマに熱狂してたのがつい昨日のように思えるのになぁ…
振り子のようにあっちいったりこっちいったりするのかな…
ラベル:TV/映画
posted by one-hand-engineer at 15:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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