2017年03月03日

リハビリの目的は元の状態に戻ることではない

後遺症が軽ければ元の状態に戻すことを目標にしてもいいと思うのですけど、脳の障害の後遺症の程度は人によって本当に様々なので元の状態を目標としてしまうと現実とのギャップで落ち込んでしまう人もいると思います。

同じ脳梗塞を患ってラモス瑠偉はリフティングしてるけど、長嶋監督は手をポケットに入れたまま、というのは重度が違うだけで長島監督のリハビリが足りないとか方法を間違えてるという訳ではないです。

残された機能を使って最大限のことができるようにすることをリハビリの目的とするのも間違ってはいないと思います。
それによって拘縮とか廃用症候群とかになってしまうのもよくないとは思いますけど、全員が全員元の状態に戻れるほど脳卒中は甘くないです。

単に筋力の低下だけなら世の中の多くの人がイメージしてる歯を食いしばってやるリハビリでいいのですけどね。
指令を出す脳神経にダメージがあるとそういうわけにもいかない。

(※個人の感想です)
ラベル:リハビリ
posted by one-hand-engineer at 15:13| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
そうですねぇ。
まずは運が良かったと言いたい。(高次脳機能障害が有るかも知れないけど)
どんなリハビリをしたか判らないですけど、2ヶ月ちょっとであの状態ならねぇ…。
同じようにみられたら…。
たまんない。。
Posted by さかどくん at 2017年03月05日 05:40
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック