「障害者は本来マイナスの存在なのだから周囲に感謝して生きよう」というもの (批判する意図は全くありません この記事を書くきっかけとなったという紹介のためだけです)
「いろいろ周囲に助けられてるのだから権利を主張するばかりではなく感謝の気持ちを忘れないようにしよう」という意見には全く賛成なのですけど、”優生思想”につながり、さらに”優生思想”はいけないことなのか?という昔からある議論につながる考え方でもあるので、こういう考え方を広めることには反対です。
(優生思想については、いろいろな人が書いているので一例のURLを紹介して長々と書くのは省略します。→ http://www.geocities.jp/wan_ojim/sub4c.htm )
「周囲からの援助がないと生きられなくなったらマイナスの存在でしかない → 存在価値がないのだからただ周囲に感謝して文句言わずに黙ってろ」というのは、病気や事故で障害者になって援助が必要になるのは一部の人だけですけど、誰でも年を取ればなることであり自分がその立場になったときにあまり楽しい考え方じゃないと思います。
それより、障害者でも高齢者でも存在意義を認められている世界の方が生きやすくて、私はそういう世の中になって欲しいと思います。 ← ここが言いたかったところです
上記URLからの引用ですけど
”人の価値は生産性のみで決まるものではありません。
個人としての人格が持つ精神性や、他者に与える影響力等、森羅万象に対して
何らかの変化をもたらす根源となる「存在意義」が総合的に評価されるべきです”
ラベル:障がい者
優生思想という言葉にドキッとしました。
ka_taさんが仰るように誰もが存在意義を認められる世の中にしたいです。
(私はすぐ噛みついちゃうからトラブルメーカーになりやすいので静かにしておかないとなぁと反省ばかりです(T ^ T))
「このハゲー」とか言うのは論外ですけど…