2017年08月07日

障がい者と基本的人権、からの「人間の定義」って何?

「やまゆり園」の事件のことを考えてて思ったことなんですけど、
障がい者も人間なので基本的人権を持っている、ということに正面から反対する人はまずいないと思います。
では、人間の定義って何だろう、と考えてみたら意外と難しいのですよね。これが。

「人間の形状をしてる」だと、手足がない人もいるから当然ダメ。

「知能を持ってる」だと知的障害者はどうするとか、AIはどうするって話になってしまう。
(上記の2つは障がい者は人間じゃないとなってしまって絶対ダメな定義ですな)

「人間の遺伝子を持ってる」だと、遺伝子が欠けてる人とか遺伝子病の人は何%一致すればいいのかとか、ロボットの一部に人間の皮膚でも貼ったら人間のDNAを持ってると言い張れないこともないし。

「両親が人間である」だと、親が人間であることの証明に人間の定義が必要な循環定義になってしまう。

単純に出生届が受け付けられていればいいか、と思ったら出生届の出生証明書ってほとんど自己申告で、出生した場所や子の体重、母の氏名などを書いて「1.医師、2.助産師、3.その他」の誰かが署名するだけでいいみたいで簡単すぎてダメですね。 その他、だといろいろ聞かれそうだけど、医師か助産師に協力してもらえば何でも受け付けてもらえそうな感じで。

さて、人間の定義って何なんでしょうね。
ラベル:障がい者
posted by one-hand-engineer at 11:12| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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