2017年12月22日

健全な精神は健全な肉体に宿るのか

最近、手の震え、顔のしびれ、嚥下、ふらつき、目が見にくい等々ますます調子が悪くなってきてます。
リボリトール(ベンゾジアゼピン)の長期服用のせいかと疑っていたのだけど、そもそも調子が悪くなってきたから飲み始めたので、飲んでいなかったらとっくの昔に今の状態になっていただけで、薬に耐性がついて効かなくなってきたせいだろうというのが今の結論。
他の薬もいろいろためしたけどダメでPTさんも筋肉や関節等フィジカルには問題ないという意見。で、たぶん左手をほとんど使ってないし刺激のあまりない環境にずっといるので廃用じゃないけど脳内の(とくに右脳の)活動が低下(神経伝達物質の分泌量低下?受容体の不活性化??)してきてるんだろうな、という感じ。

入院してた頃は、7,8年もすりゃ多少の麻痺は残ってても電車で秋葉原に遊びに行くぐらいはできるようになるだろうと楽観してたのだけど、3年後ぐらいをピークに調子は悪くなる一方…
病後1年半で会社復帰して電車で通勤してたのが何だったんだというくらい調子が悪くて今は駅まで行くのも困難。歩く時間も倍ぐらい遅くなってるんじゃないかな…
まぁ、個人差(梗塞/出血部位や程度の差)が大きいと思うけど、1週間意識不明で植物状態になるかもと言われ車椅子も無理でストレッチャーに乗せられて移動してたぐらいだと後遺症も重いですな。

ブログにも定期的に新しく脳卒中になってブログを始める人がでてくるけど「リハビリして数年もすれば元通りになる」と希望に満ち溢れて書いてるのを読んで「がんばれ、でも、やれば必ずよくなるものでもないし、数年後に退化する場合もあるから期待しすぎないようにね」という気持ちになる…
少しづつでもよくなってるうちはいいけど、何年も経過して停滞してたり悪化していったりするとモチベーションを維持していくのが難しくなってくるので気をつけて…

身体の調子がどんどん悪くなっていくと前向きなことばかりも考えていられなくなって後ろ向きな考えになることもあります…
”健全な精神は健全な肉体に宿る”なんてそうであったらいいなという希望にしかすぎない、と思ってたけど、やっぱり肉体が不健康だと精神も不健全になりやすいようなので気をつけないとな、と思うのでした。
”不健全な肉体に健全な精神を保つ”のが課題ですな。
posted by one-hand-engineer at 19:48| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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