いい「きよしこの夜」と悪い「きよしこの夜」だ。
というのは冗談。
デイサービスはお年寄りが中心(というかほぼお年寄り)なので歌を歌わされることがあるのですけど、「きよしこの夜」を歌った時に歌詞が微妙に知ってるものと違ってました。
具体的には”み母の胸で”のところが”まぶねの中で”になってました。
まぶねってあまり聞かない言葉だけど、「馬槽」=馬の飼い葉桶 のよう。
ちょっと調べると、一部のプロテスタントの教派がカトリック教会におけるマリア崇敬を「マリア崇拝」と捉えて批判していてプロテスタント(の一部)では”み母”という歌詞を使わないので2種類あるよう。
この年になって初めて「きよしこの夜」の歌詞が2種類(実際は3種類あるらしい)あるのを知りました。
知らないことっていっぱいあるなぁ。
ちなみに、元の歌詞はドイツ語だと”hochheilige Paar”=聖なる夫婦 となっててお母さんなんて言ってないのが英語の歌詞になると”Round yon Virgin Mother”=処女なる母 となって、これが日本語に訳されたのでしょうね。
ちなみにyonは英語の古語のyonderの短縮形で"round yon" は 〜の周りで と言う意味だそうだ。
2017年12月23日
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