冬季オリンピックといえば普通はフィギュアかジャンプかなんだろうけど、私が好きなのはカーリング。
奥さんに「女子選手目当てじゃないの?」とか言われたけど不本意なのである。
おやつタイムも「そだねー」もかわいいと思うけど、男子の試合もちゃんと見てるし。
カーリングはルールに芸術点だの主観的な要素とか有利/不利が出るレギュレーションとかなくて勝敗が明瞭なところがいい。
長野五輪の時にカーリングの面白さに目覚めて、当時は全然人気がなくてBSでしかやってなかったのがカーリング娘とか段々注目されて地上波でもやるようになって、長野のときの選手の敦賀さんが解説やってたり、あれから20年か…と時の流れを感じる。
20年見てると(オリンピックの時しか見てないけど…)さすがに戦略も少しはわかってくるけど、それでもいまだに何でここ狙うの?と自分の予想と違うことも結構多い。(奥が深い)
一度スキップを素人と五輪代表で(投球は五輪代表で)戦略の違いだけでどこまで点差がつくのか見てみたいものだ。
用具の進化もすごいと思う。
例えばスピードスケートのスラップスケート。
長野の頃は「カチャカチャ」と明らかに開閉してるのがわかったけど、今はスローで見ててもスラップなのかよくわからない。禁止にはなってないようなのでたぶんスラップスケートなのだと思うけど。
フィギュアの靴もカーボン素材を使ったりして伊藤みどりの頃と比べると1Kgぐらい軽くなってるとか。
技の進化もすごい。
昔スノーボードのハーフパイプを見てた頃は720で十分で1080はどこかの大会で初めて成功したとか言ってたのが、1440を連続でやっても金メダルとれない、とかどこまでいっちゃうのだろうって感じ。
フィギュアスケートも今や男子は4回転飛べて当たり前で何種類飛ぶか何回飛ぶかの争いになってるし、昔は”ビールマンスピン”って少数の人しかできなかったのをみんな普通にやってるし。
メダルとったとかとらないとかは正直どうでもいいとも思うけど、みんなメダル目指して頑張ってるのだし、メダルをとった人には最大限の賛辞を送ります。
それより、大会の時だけでなく間の期間をどうサポートするのか、競技を辞めた後どうサポートするのか、が大事だと思うわけで…
小平奈緒の相沢病院とかカーリングの常呂町みたいな地域でのサポートとか、そういうのないとダメで、やっぱ、スポーツも芸術も技術もパトロン制、タニマチ制がいいのかな、とか考えたりするわけで。
2018年02月22日
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