2018年04月03日

「がん消滅の罠」



「このミステリーがすごい!」大賞をとってるだけあってすごく面白い。
ネタバレになっちゃうのであまり書けないけど、トリックが多段だったり、作者が元研究者だけあって、細部に説得力があるし。
医学ミステリーというと海堂尊を思い出すけど、近いものがある。
あえて言うと、日本酒は銘柄を書いてほしかったな、というのと(大人の事情で無理だろうけど…)、西條先生のしたことと奥さんのしたことの重さが釣り合ってないな、というのがちょっと気になったぐらい。
昨日、TVドラマやってたけど、全然違って面白くなくて途中で見るのをやめてしまった…
実写化で役者のイメージが違うのは割と許容できるのだけど、ストーリーをいじるなら、原作を超えるぐらいのものじゃないとちょっとなぁ… なんか普通のサスペンスドラマになってしまってました。 「原作」というより「原案」
TVを先に見てたら原作はたぶん読まなかったでしょう。
ラベル:本/マンガ
posted by one-hand-engineer at 09:16| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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