細かいことが気になってしまうシリーズ。
前に”「main」を「メーン」と書くのが気になる”ことを書いたのですけど、最近よく聞くようになった「食リポ」というのもちょっと違和感があるのですよね… (「菅井様のクソ食リポ」とか…)
「レポート」をずっと使ってきたので「食レポ」の方が違和感がないです。
これも「メーン」と同じ時期(2010年頃?)を境に変わってきたようです。
「外来語(カタカナ)表記ガイドライン 第3版」https://www.jtca.org/standardization/katakana_guide_3_20171222.pdf
によると”語頭の「re」「pre」の表記は、「リ」「プリ」を充てる。 ”と書いてあるので、現在は「リポート」が正しい(原語の発音に近い表記にするという原則にのっとっている)ということのようです。
ただ、「メーン」の時と同じように「例外」として
●例外
レクリエーション(recreation)
レコーダー(recorder)
レパートリー(repertory)
レポート(report)
レトルト(retort)
レビュー(review)
と書いてあって、” 古い外来語は原語の綴りを重んじて「レ」、新しい外来語は発音を重んじて「リ」となる傾向が見られる。 ”
と両方OKの記述になってます。
まぁ、言葉なんて時代で変わっていくので正しいも間違いもなく、その時代の多数派か少数派かというだけの話ですけどね。
「舟を編む」を読むと辞書編纂者の苦労がしのばれます。
2018年08月24日
この記事へのコメント
コメントを書く