お気に入りの「武士道シリーズ」の最新刊。(最終巻なのかな?)
早苗の結婚とか桐谷道場をたたむか後継者をどうするか、とか。
5年前に「桐谷道場で小学生に剣道を教える香織の元に小学生となった早苗の子供がやってくる「武士道サーティ」って続編を妄想した」と書いたのが当たらずとも遠からずって感じ。
http://one-hand-engineer.seesaa.net/article/366609251.html
「シックスティーン」の頃からの懐かしい登場人物がちゃんと成長してるのがうれしい。
ただ、早苗が「自虐史観」とか思想的なことを言い出すところはちょっと余計に感じました…
”武士道”も思想っちゃ思想だけど、香織が言う「武士道には、礼とか、誠とか、名誉とか、忠義とか、いっぱいあるのだけど、短く三つにまとめると、世のためを思い、他人を敬い、精進を怠らないこと」という考え方にはすごく共感できるし、大事なものを守るためには力が必要、だけどその力を濫用してはいけない、みたいなシリーズの底を流れるテーマは好きなんだけどね…
早苗の、武士道とか難しいことは何も考えてなくてふわふわっとしてるけど強いってキャラが好きだったのにそこだけがちょっと残念で、早苗推しから香織推しに一気に推し変しました。
ラベル:本/マンガ