2019年06月10日

老後2千万円必要

個人的にしてた試算とほぼ同じで「まぁ、そんなもんかな」と思ってて「たまには正直なこと言うな」と思ってたら、後から「表現が悪かった」とかいろいろ言い訳してるみたいね。

我が家の問題は奥さんが働けなくなったり退職したりすると、年金がもらえるようになるまで十数年貯金を取り崩して生活しないとならないので更にもっと必要になるのと、私の厚生年金加入期間が短いので年金が少ないのと、インフレ(というかスタグフレーションの方だと思うけど)のリスクと、年金額もどんどん減っていき支給開始もどんどん遅れていきそうなリスクと、健康リスクが他の家庭より大きいことだな。

撤退戦をうまく指揮できるのが優秀な指揮官だと思ってるのだけど、優秀な指揮官はどこかにいないもんかね。自分は安全地帯にいて勇ましい大本営発表だけしてる指揮官じゃなくて。
たとえ真実でも兵士の士気を落とすような発表はダメ発表だと思うけどね。
もうちょっとうまくやってくれよ。

「年金制度は破綻してる」から老後は「生活保護」で生きていく、と言ってる人もいるようだけど、年金制度が破綻するぐらいだと生活保護も破綻するし、生活保護の拡充より先に年金の方を税金で補填するようにするんじゃないかと思う(何もしてなかった人より、ちゃんと年金払って年寄り養ってきた人の方が優先でしょう、普通に考えて)

年金の試算したり、株や投信の含み益がどんどん減っていくのを眺めてたり、家の中のいろんなものが壊れていく(HDDレコーダーのDVDトレイが閉まらない、MacBookの電池パックが膨れていく、壁紙が剥がれ落ちていく、椅子や机のネジが外れていく…)のを見てると梅雨空も相まって暗くなる一方だわ…

追記:ここから問題のレポートが読めます。
https://www.fsa.go.jp/singi/singi_kinyu/tosin/20190603/01.pdf

金融省が出してるだけあって投資/運用を勧めるための資料で、年金問題とは別の視点でまとめられた資料で、これ単独で読んでも「実際、そんなものだろう」と特に問題あるとは思えませんな。

2000万円という具体的な数字がパワーワードすぎたのかな。
年収150万円とかで働いてる人がたくさんいる中で年収2千万とか資産数億円の議員がいろいろ決めてるからずれてきちゃうんだろうなぁ…

しかし、気に入らない結論が出たら受け取らないとか、審議会/ワーキンググループで検討する意味がないですな。
posted by one-hand-engineer at 16:04| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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