2019年06月13日

ロボ貯ってどうよ

最近、TVのCMでよく見る「ロボ貯」
てっきり、「THEO」みたいな AIで投資先を選ぶロボットアドバイザーみたいなものかと思ってたら全然違った。

webページを見ると、トップ画面には「高利率」「毎月分配」「手数料無料」とかよさそうな言葉が並んでいる。
けど、よく探さないと見つけられない「契約締結前交付書面」を読んでみると
https://www.onetapbuy.co.jp/regulation.html
「先物取引」とか「デリバティブ」とか「証拠金」とか「ロスカット」とか危なそうな単語がたくさん出てくる。
投資先も高利率かもしれないけどハイリスクそうなところばかり。

「手数料無料」とか言ってるけど「スプレッド」(売る価格と買う価格の差)が0.5%もある。
上がろうが下がろうが売買ごとに業者は確実に0.5%儲かるし、0.5%以上の価格上昇がないと客は儲からない仕組み。しかも毎月分配のために基準価額は下がる可能性が非常に高い。(「手数料」を「スプレッド」と言い換えをしただけ。売買ごとに手数料0.5%なんてものすごく高い。売買手数料無料、管理費用(信託報酬)0.2%/年ぐらいの投信もたくさんあるのに)

全然「貯蓄」じゃなくて、かなりハイリスクな「投機」ですな。
内容をよく理解した上で余剰資金でやるなら止めないけど。
数年ぐらい運用実績を見てからの方がいいとは思うけど。
ラベル:お金の話
posted by one-hand-engineer at 10:28| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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