2019年06月18日

揚力はなぜ生まれるか(解答編)

翼の形(かまぼこ型)だとなんで揚力が発生するのかと聞かれて、うまく答えられなかった件(http://one-hand-engineer.seesaa.net/article/285428420.html )、https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19/00059/061400036/ 
ここを読んで納得。
「クッタ・ジューコフスキーの定理(Kutta―Joukowsky's law)」というのがあって、”(翼の)循環”というが鍵ですな。

子供の頃から信じていた ”前端で上下に分かれた空気は、後端に同時に到着しなければならない。翼の上側の方が膨らんでいるから空気が流れる距離が長い、下側は平らだから短い。したがって、上の空気が速く流れなければならない”という説明は「間違いです」とばっさり。

ちなみに、ここ http://one-hand-engineer.seesaa.net/article/419327830.html で書いたように”飛行機は揚力だけで飛んでるのではない”と考えてますけど。
(これは、ヘリコプターがローター(翼)の回転だけでは浮かずにピッチ(ローターの角度)の変化で浮くようになる、とか飛行機が背面飛行できることからも明らか)
ラベル:飛行機
posted by one-hand-engineer at 09:37| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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