2020年06月04日

続・新型コロナについて思うこと

緊急事態宣言が解除されたら感染者は当然増える。
新規感染者がゼロが何日か続かないと解除すべきじゃない、というゼロリスク思考の人と、自粛してたら経済的にダメになる、という経済優先思考の人がいるから、誰もが納得するような方法はワクチンができて感染がある程度制御ができるようにならないと無理でしょう。
そして、ワクチンができるまで年単位で時間がかかるから(徐々に規模を大きくして人体への影響を観察しないとワクチンの副作用の方が有害という本末転倒な事態になってしまうから必要な治験を行えば当然時間がかかる)

感染者数ゼロを目指すべきというのも、経済止めたらダメ、というのも両方正しいと思うので私は両者の中間の感染者数を見ながらロックダウン(自粛要請)派。
空きベッド数と感染者数の増加状況を見ながら、週単位で解除と規制を繰り返してPWM制御のように感染者数を医療崩壊しないレベルに制御していく、という制御工学ベースのいかにもエンジニア的発想。

バイトや非正規雇用で学費や生活費を賄っている学生さんやシングルマザーの家庭のことを考えたら、感染者数がゼロになるまでロックダウンを続けるなんて無理(補償金を支給するというのも財源考えると国債発行ぐらいしか手がなくていい手ではないでしょう。スピードが遅すぎるというのも持続化給付金の支給状況見ても明らかだし)

リニアな制御はできないから、規制(緊急事態宣言?緊急じゃないけど)のON/OFF制御で感染者数の増加曲線を一定以下に抑えながら、稼いだ時間で治療薬、ワクチンの開発やマスク、消毒薬、医療体制の強化を行うのがいいかと考えてます。
ゼロリスク目指して全面自粛か、経済優先で全面解禁かの2択ではなく、週単位か月単位で様子を見ながらON/OFFでPWM制御するという案。
posted by one-hand-engineer at 09:41| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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