2020年08月20日

エアコンはつけっぱなしの方が得なのか?

「電源を入れる時に電気を食うのでつけっぱなしがいい」とか言うじゃない?
どうも納得いかんのですよね。
確かに「突入電流」といって電源オン時には空っぽのコンデンサに電気を貯めたり、モーターを回し始めたりする時に通常より多く電流が流れる現象が回路的にはあるけど、それは数十ミリとか長くても数秒単位の現象で電流もそれほど大きなものではなく(大きかったら回路が壊れてしまう)電気代に影響するようなものじゃないと思うのです。
どちらかというと、温まってしまった温度を大きく下げるか、小さく下げるのを頻度高く行うののどっちが効率がいいか、という電源オンオフの問題と言うより熱力学的な問題で、つけっぱなしがいいか、切ったほうがいいかは部屋の保温性能次第だと思うのです。

部屋の保温性能が良い(断熱性が高い)ならエアコンの電源はまめに切ったほうがお得(オフなら電気代はかからない)断熱性能が低くてすぐ温まってしまうならつけっぱなしの方がお得(大きく温度下げるより、小さく下げる方が電気食わないから)
まぁ、最近のエアコンは賢いから室温が下がりすぎれば勝手に止まるだろうからつけっぱなしでもあまり変わらないと思うけど。

ということで、どっちが得かというのはエアコンが電源オン時に電気を食うから電源オンオフは少ない方がいう問題ではなく、部屋の断熱性能次第で、エアコンの電源オフしても室温が保てるならエアコンはこまめに切ったほうが得(オンオフ回数によるエアコンの故障率に差はないものとする)エアコンの電源オフにするとすぐに室温が上がってしまうならつけっぱなしの方が得、ということじゃないのかな
で、エアコンのオンオフどうこうより、窓の遮光とか二重窓とか、断熱材をよくするとかの対策の方が電気代に効くと思う… あと、エアコンのフィルターの掃除とか。

私? 外出先で何かあって帰れなくなってエアコンつけっぱなしになるのはいやなのとついでに換気もしたいので外出するときはだいたいエアコンは切ってますね。
posted by one-hand-engineer at 12:07| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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