それは何気ない質問から始まった…
「メールアドレスに日本語って使えるの?」
今から30年以上前のsendmailの頃からメールサーバーの管理をしていたので、メール関連のRFCを読むことも多かったけど、自宅サーバーを立ててたのも10年以上前で最新のRFCがどうなってるのかなんて知らないから「ちょっと待って」と調べてみたら奥が深かった… (RFC=インターネットの決まり事)
メアドの定義といえば、RFC5321とRFC5322(数字は忘れてたけど)だったけど、RFC5335でutf8が使用可になったという情報がありRFC5335を調べてみると既に廃止されていてRFC6532が”Internationalized Email Headers”の最新版のよう。
これにはメールヘッダに使用可能な文字はutf8に拡張すると書いてある
一方でwikipediaにはASCII文字のみと書いてある。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%AC%E3%82%B9
(”wikipediaは信じるな”が常識なのでRFCに従うけど)
ということで、utf8の日本語のメールアドレス(ローカルパート:@より左側)はRFC的には間違いとは言えないけど、メールの配送経路上に古いメールサーバがいる可能性もあるのでRFC5321/5322に従ってASCIIの文字の組み合わせにしておいた方が無難。
が結論かなぁ… 間違ってたらごめんなさい。
ちなみに、メアドのドメインパート(@より右側)はRFC的にもASCII文字のみのようだ
(日本語ドメインの人は自分でPunycodeでエンコードしてxx@xn--xxxxyyyy.jpというメアドを使わないといけないよう。不便。)
2022年07月13日
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