「不自由である事と 不幸である事はイコールじゃない 哀れに思われるいわれは無いよ!」は、荒川弘の『鋼の錬金術師』に登場するアルフォンス・エルリックの言葉です。
アルフォンスは亡くなった母を生き返らせようとして兄エドワードと一緒に人体錬成の錬金術を行おうとして失敗して肉体を失ったけど、兄エドが自身の右腕を対価に魂だけを取り戻して鎧に定着させたことで一命を取り留め、空の鎧を身体として生きている、言ってみれば身体が不自由なキャラクターです。
この「不自由である事と不幸である事はイコールじゃない」というセリフは大好きで、このブログを立ち上げた時から右側の上の方に書いてあったのですけど、「ハガレン」にでてくるこのセリフが由来でした。
自分自身、身体は不自由でも不運と思ったことはあっても不幸と思ったことは全然なく、哀れに思われても「まぁ哀れに見える人に意地悪する人は少ないだろうから全然どうぞ」と思う程度で、そもそも元から「幸せなんて本人の尺度で決めるものであって他人が決めるものではない」と思っているので「可愛そう」とか言われても何とも思いませんでした。(たまに言われますけど、「それ言っていいのは本人だけだから」と心のなかで思うだけ)
ということで、身体が不自由になった人に一番言いたいのは「不自由である事と不幸である事はイコールじゃない」ということでした。
そして周りの人に言いたいのは「哀れに思われるいわれはないよ」「同情するなら金をくれ」でした。(これは、余計か…)
2023年04月21日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック