健康な時は仰向けから床に両手をついて腹筋で上体を起こして立ち上がればいいだけで簡単ですけど、片麻痺だと健側を下にしてに横になって健側の肘を床について麻痺側の手の平で健側の手の平を押しつけて横向きに上体を起こすと起きやすいです。(麻痺側が完全に動かない時は健側だけで何とか床を押しつけるしかないですけど…)
仰向けから上体を起こすよりは横向きの方が少ない力で上体を起こせるんじゃないかと思います。
あとはスクワットの要領で柱や壁なんかを支えに立ち上がる、と。
記事で、”病室で自主トレでベッドサイドの2,3歩しかないスペースを往復していた” と書かれていましたけど、私は歩行は困難だったので(入院時は車椅子)ベッドサイドの手すりに掴まって片足づつ振る練習をしてました。
ある程度つかまり歩きができるようになってからは廊下をひたすら往復してたのですけど、壁には頑丈な手すりがあるのでよかったのですけど、他の病室の出入り口部分は手すり無しで数メートル次の手すりまで歩かなければならなくて、命綱なしの宇宙遊泳のような恐怖感でした(今でも何もつかまるところがない広いところとかは怖いですね… いざとなればパラグライダーで鍛えた5点接地で比較的安全に地面に接地する(要は転ぶ)つもりですけど、運良く今までところ実施する機会がなくてよかったです。
ラベル:脳梗塞