2024年11月15日

”壁”の話

税金や社会保険料などの”年収の壁”とは別の”壁”について。

我が家は共働きだったので、保育園に入園できるか(特に”0才児保育”ができる保育園が限られていた)でまず”0歳の壁”があり(うまく育休が取れればいいのですが)フルタイムで働いていたのと都心部に比べたら児童数が少ない地域だったので入園はできましたけど、下の子が0歳の時は2箇所の保育園に預けるしかなく、雨や雪の日などは離れた2箇所を回らないといけなくて苦労しました。(1歳からは同じ保育園に入れたのでよかったですが)

次が”小1”の壁で、保育園は会社の定時まで預かってもらえるのに小学校は午後4時くらいには下校させられてしまうので、会社が定時に終わるまでの間預かってもらえる”学童保育”に入ることができるかどうか(定員がある)、の”壁”がありました。
ここで退職せざるをえなくなる人も多いでしょう。

次が”小3の壁”で、うちの住んでる自治体は学童保育は小3までだったので、小3以降は会社が終わって親が帰宅するまで子どもだけの時間ができてしまう、というのが”壁”としてありました。(2015年以降は制度的には小6まで預けられるようになったはずですけど、自治体によって学童クラブの定員や預けられる学年は違うようなので住んでる自治体の規則を調べないとならないですね)
ここは、できるだけ”習い事”を入れたり、できるだけ友達と遊んでろとか家に入る前には必ず背後を確認しろとか、自宅サーバにカメラとマイクと対人センサーをつけてリモート監視したりとかで乗り切りました。
上の子が小5ぐらいになると、家の中で下の子の面倒見ながら勝手に遊べるようになって、以降は”受験の壁”ぐらいですかね。

学童に入れるかどうかは申請に”就労証明書”は必要でしたけど年収は申請には必要なかったですね。
役所で住民税などで調べられていたのかはわからないです(が、使われていたとしても所得税や社会保険料の年収制限額額とは別で低ければ低いほど有利という感じではないかな、と思います)

103万円や130万円の”壁”の問題は(103万円という額は1995年に決められたらしい)物価や賃金の上昇があっても見直しを行わない、という制度上の問題で、法改正で一律に金額を変えるのでなく年金と同じようにマクロスライド方式で調整すべきじゃないかな、と思うのでした。
posted by one-hand-engineer at 10:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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