定期的に話題になる(対立が起きる?)ボトックス療法について。
ボトックスには一時的な効果しかない対症療法というのは事実、でも、ボトックスで痙縮が緩んでる間に別の運動療法などを集中的に行うことによって恒久的な効果を期待することができる、というのもまた事実。というのが私の意見。
→ 単体では対症療法だけど、痙縮のためできなかった他の運動療法ができるようになるので並行して行うことで恒久的な効果を期待することができる
ということで、一時的な効果しかない対症療法か、恒久的な効果の期待できる療法なのか、どちらの意見も見方により正しい。おしまい。
補足:読む必要なし
ボトックス療法自体は対症的なもので一時的な効果しかないとしても、HALやReogo-Jなどのロボットリハビリ、川平法(促通反復療法)などの障害された神経を介して麻痺した手や足を操作して意図した運動を反復することで神経回路を再建・強化し、失った機能を新たに担うことを目指すリハビリと併用することで恒久的な効果を期待できると思います。
(痙縮して動かなかったら、そもそもこれらのリハビリを含めた運動療法ができないので廃用症候群につながってしまう可能性が高く、ボトックス自体は一時的な効果しかないとしても、痙縮が緩んでいる間に恒久的な効果が期待できるリハビリを並行して行うことで恒久的な効果を期待できる)
私は痙縮はないのでボトックス治療は受けたことないのでどこかで読んだ知識だけですが…
脳卒中って、障害を受けた部位や範囲で症状に大きな個人差があってひとくくりにできないのが難しいですね…
小脳梗塞のミスチル櫻井さんとかくも膜下出血の星野源さんとかは見た目にはわからないぐらい回復して活動してますし、脳出血の清原翔さんは車椅子でかなり重そうな障害が残っていそうですし…
2025年01月23日
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”ボトックス療法”も同じことが言えますね…