2017年07月23日

「電機メーカーが消える日」



新書とかビジネス書なんて滅多に買わないのだけど、この本は面白かった。
「失敗の本質」の電機メーカー版だなぁ、責任者(経営者)が大きなミスを避けて判断を間違えたり、判断を間違えても責任はとらなくていい体質だったり、と思って読み進めていたら本文中に「お気づきの方もいると思うが、本書のモチーフは第二次世界大戦における日本敗北の原因を組織論で解き明かした「失敗の本質」である」と明記されていた。

日本の電機メーカーの敗因の一つは、日本の電機メーカーの多くが電力ファミリー、電電公社ファミリーで、電気も通信も独占市場で値上げが自由でその儲けが設備投資として電機メーカーに流れる構図だったので、家電もコンピュータも携帯も本気で儲ける努力がいらない片手間な取り組みだったのが、通信の自由化(NTTの民営化)による電電ファミリーの瓦解、電力の自由化と原発事故で東電という家長を失った電力ファミリーの瓦解が起きたという指摘。

読み物としても面白いし、元・業界の中にいた人間としても書かれている原因の分析にも非常に納得がいく。 綿密に取材してきたのだろうなぁ…

本書では、”恐竜は絶滅し、哺乳類が誕生する”と希望を持たせているけど、まぁ、恐竜はほろびる運命というのには同感だけど、次に栄える哺乳類(産業)が出てくるのかが全く見えないのと、次が出てくるまでの痛みは全部下っ端がかぶるんだろうなぁ…と暗澹たる気分になる…

電機メーカーの経営者も当然この本読んでるだろうけど、サラリーマン経営者じゃ立て直しは絶対無理だろうなぁ…
電機メーカーに勤める若い人は、変化を恐れず哺乳類を目指すしかないと思う。

ラベル:本/マンガ
posted by one-hand-engineer at 18:47| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月22日

片麻痺の歩行について(何度めか…)

健常者と同じような歩行がいいのか、片麻痺に適した歩行があるのか、昔よく考えてたのですが、片麻痺になると誰もがぶつかる疑問かもしれないですね。

私の結論としては、病状(後遺症)の程度次第で、病状が軽ければ健常者風の歩行に越したことはなく(なんたって人類が何千年の進化の中で身につけた最も省エネで安全であろう歩行形態)重ければ安全重視でそれぞれの症状に合った歩行形態がよいだろう、というものでした。
(4年前ぐらいにもこんな記事を書いてました http://one-hand-engineer.seesaa.net/article/355950736.html 入院してた時期にも「なんば歩きを試してみた」とか書いた記憶があります)

今、歩行時に気をつけてるのは
・つま先はできるだけ上げる(ひっかかって転倒しにくいように)
・ひざ関節はまっすぐ前後方向にだけ曲げる(膝関節を痛めないように)
・ひざが曲がってる時間はできるだけ短くする(ひざが曲がってる=筋肉に力が入る=疲れる)
・坂の上り下りは健側の足を軸にする(転びにくいように)
・できるだけ左右対象の姿勢にする(片側に負担がかからないように)
とかですかね(自己流ですけど)

病状(後遺症)の程度次第で健常者と同じように歩ける人もいれば、T字杖で歩ける人もいれば、多脚杖であれば歩ける人もいれば、歩行器や歩行車でないと歩けない人もいるし、車椅子の人もいる。
(その人の状態に合わせていろんな歩行補助具があります http://kaigo-takuhai.com/special/10point/ijo/points/08.html )

誰もが健常者風に歩けるわけではないので、どのような歩行形態がいいのか、どのような補助具がいいのか腕のいいPTさんが発症後1〜3ヶ月後ぐらいの状態を見ればかなりの確度で見極められるんじゃないですかね。

ということで、人によって最適な歩行形態は違う、PTさんの腕の見せ所ではないか、というお話でした。
ラベル:脳梗塞 リハビリ
posted by one-hand-engineer at 19:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月19日

新しい脳梗塞治療薬

http://www.asahi.com/articles/ASK7L7WC8K7LUBQU025.html

従来の治療薬(tPA)は発症から数時間以内に始めなければならないという制約があるけど、この薬の開発が成功すれば数日後の投与でも後遺症を抑える効果が期待できるそうな。

発症から数年後でも効果が期待できる後遺症の薬や治療法も見つかるといいなぁ。
年とって動けなくなる前になんとかなるといいな。
ラベル:脳梗塞
posted by one-hand-engineer at 11:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月16日

ネコ寝る2

IMG_2049.JPG
最近、ネコの寝顔の写真を撮るのがマイブームなのですけど、結構な年の野良ネコでも可愛いから品種のよい子猫だったらさぞや可愛いだろうなぁ
ラベル:
posted by one-hand-engineer at 12:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

脳卒中 慢性期のリスク

http://katamahino-ayumi.blog.so-net.ne.jp/2017-04-25
を読んで
慢性期のリスクは”「再発リスク」、「痙性と拘縮」、「転倒リスク」「関係消滅」「意欲減退」の5つです”
というのにはほぼ同感です。

でも「痙性と拘縮」は人によるでしょうね。
私は「痙縮や拘縮」はないですけど、「しびれや震え」がひどいので「後遺症による様々な身体的症状」と大きなくくりにした方がよさそうです。

「経済的な不安」は「後遺症」の程度「意欲減退」の程度次第のところがあると思います。「転倒リスク」も「後遺症」の程度にもよるかな…
そうすると、「再発の心配」「後遺症」「人間関係喪失」「意欲減退」の4つにまとめられるかな?
ラベル:脳梗塞
posted by one-hand-engineer at 12:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする